【回答有】男の娘 大島薫さんに学ぶ バズるTwitterマーケティング術

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※景品表示法に基づく表記:本記事には商品の広告が含まれています

90日でフォロワーを3万人増やす方法

本記事は2014年9月時点の情報です。

Twitterに投稿した、たった一枚の写真がリツイート2,500以上、ふぁぼ(お気に入り登録)2,000以上。

他に投稿したコンテンツも拡散しまくり、3ヶ月ちょいでフォロワーを約3万人増やした強者がいます。

男の娘AV女優・大島薫さんという方です。

男の娘(おとこのこ)とは、男性でありながら女性にしか見えない容姿と内面を持つ者を指す言葉。
別の呼称として「女装美少年」や「女装男子」とも言われる。

上の写真が大島さん。確かに男性でありながら女性にしか見えない容姿ですね。

ある意味、特殊なジャンルの方ではありますが、ソーシャルメディアで出した、上記の結果は見過ごすことはできない・・・

そんなわけで、今日は彼(彼女?)が、どのようにバズを生み出し、どうやって見込み客の大量増加を成功させたのか?に迫りたいと思います!

※本記事は、運営者独自の分析です。またアダルトコンテンツではございません。ご了承くださいませ。
【追記】記事の最後で、ご本人からの答え合わせツイートを紹介しております。

半年前は、普通のユーザーに過ぎなかった?

大島薫さんに学ぶTwitterマーケティング

twitterの過去ログを見る限り、2014年2月の時点でのフォロワーは、予想すると数百人程度。

失礼かもしれませんが、内容も普通のユーザーと言った感じです。(アダルト業界の方なので、下ネタは多いですが)

一方、ブログの方は面白い記事もありますが(たぶん多読や文章の勉強経験ある人)、よくある日記みたいのも多い。

誤解を怖れず言ってしまえば、単なる普通のユーザーレベルに過ぎなかったわけです。

ですが、2014年4月に投稿した1枚の写真がバズったのを皮切りに、3ヶ月ちょいでフォロワーを約3万人増やすこととなった。

いちユーザーがアルファツイッタラーとなる(結果として発言力が増す、ファンが増え 仕事も増え 商品が売れる)、きっかけとなったのです。

なぜ、1枚の写真がここまでバズったのか?

で、こちらが実際の投稿。

大島薫さんに学ぶTwitterマーケティング

これが、爆発的なRT&ふぁぼを生み出したわけですが、マーケティング的に見た場合、ポイントとして以下があげられると思います。

ローマは一日にしてならず!以前からコンテンツを育てていた。

この場合のコンテンツとは、女装をしたときの大島さん自身+ブログなどのメディアだと思ってください。

まず、大島さん自身についてですが、自己成長意欲(?)がとても強い方らしい。

自身のなりわいである女装について、化粧・ファッションはもちろん、ダイエット方法や女性らしい発声法、文字の書き方など、かなり研究・実践されていたようです。

しかも、女性として職場に採用され、普通に仕事を行うまでの徹底ぶり。

上記を続けてきたということは、付け焼き刃で女装して投稿したのでは無かったということ。

だからこそ、ここまでインパクトのある写真を投稿することができたんだと思います。

また、それに加えて、以前からブログやTwitterでの活動をされていた(おそらく今のアカウントでは2013年4月から)ようです。

つまり、多少なりのフォロワーや認知がすでにあったわけです。

上記が無ければ、いくら面白いコンテンツでも、バズの初動が起きませんからね。

たまに、WEBサイトやSNS、SEOやマーケティングを、魔法か何かだと思っておられる方がいます。

でも、残念ながら全然魔法なんかじゃない!

サービスや商品・自社メディアを地味に磨いていき、そこに仕掛けを乗せていく

で、何かのタイミングが合うとバズるし、不発に終ることも多々ある。

自分でも驚くようなティッピングポイント(成長点)が生み出されるまでには下積みが必要なわけです。

写真に対する賛否はさて置き、まさに「ローマは一日にしてならず」を体現されてるかと!感じます。

3B神話+5つの琴線スイッチに見事合致!

まず、3B神話というのは広告業界では定番であり、こういうもの。

1つは赤ちゃんBaby【かわいい】、次ぎに動物(ビースト)Beast【かわいい】、そして美しさ・美女【美しい、素敵】を示すBeauty。各単語のBを取ることで「3B」。

広告に用いるイラスト、写真にはこれらの「B」を用いると、広告のヒット率(訴求力のある広告)が高い傾向にある事から「3B神話」とされている。

で、5つの琴線スイッチとは、WEB業界で有名なポータルサイト「WEB担当者フォーラム」で紹介されている、クチコミ発生のポイントのこと。

クチコミを友人・知人の共有だけでなく、広く不特定多数の人へ拡散してエンゲージメントを築くには〜感情を動かす「5つの琴線スイッチ」のいずれかを入れさせる必要がある。

琴線スイッチには、(1)驚き【すごい・おもしろい】、(2)疑問・興味【これ本当?】、(3)発見・納得【なるほど・便利】、(4)共感【かわいい・わかるわかる】、(5)感動【泣ける・考えさせれる】の5つがある。

大島薫さんに学ぶTwitterマーケティング

上記を軽く頭に入れた上で、もう一度、写真を見てみていただきたい。

もちろん、すべてではありませんが、多数の項目に当てはまってるのではないでしょうか?

大島さんがこのような法則的なことを意識していたのかはわかりません。

ただ、日々ツイッターを使われる中で、どういうものがRTされやすいか?とか、どんなアカウントにフォロワーが多いか?などを意識されていたのだと思います。

さらに、ツイッターにおける多くの成功事例を見ていたことは、過去ログを見る限り間違いないでしょう。

もっと言えば、所属事務所のプロモート担当者の方などから、アドバイスを受けていたのかもしれません。

何にせよ、使える法則を軽く頭に入れた上で、多くの成功事例を自分で見る、分析するのが吉だと思います。

バズに続くバズ!その後も拡散を続けた理由。

tw-bazz07

先の写真がバズり、フォロワーが増えた後も(おそらく2500人ぐらい?)、大島さんのフォロワーはグイグイ増加していったようです。

で、2014年8月末の段階で、30,900人まで成長しています。

この点、たまにヒットを飛ばすが一発屋で終ってしまう方にとって、参考になるかと思います。

バズに続くバズを生み出した理由は、どこにあるのでしょうか?

律儀なまでの、RT&リプ(返信)。

だいいちの要因として、コメントに対するリプや、自身に関係しているツイートへのRTを徹底していることがあるかと。

しかも、批判的なものに対しても平等に。

まぁソーシャルマーケの基本、と言えば基本なのかも知れないですが、大変だと思いますよ。

実際、「すでに1000RT来てた・・・ もう無理だ、TL追っかけらんない・・・」なんてコメントもされていますし。

「今日のコーデ」「女装講座」etc.投稿の手を止めない!

さらに、コンテンツの配信を止めなかったことによって、拡散が拡散を生む状態に。

その内容も、文章はもちろん 自身の写真、動画なんかも投稿されています。

で、これらのコンテンツが、また圧巻なわけです。

圧巻!!法則にかなったコンテンツ作成術。

大島薫さんに学ぶTwitterマーケティング

これも、ご本人が意図されているかどうかは分かりません。

でも、大島さんが提供するコンテンツを見てみると、さまざまなマーケティング手法にかなっている合理的なものだということが分かります。

どんな風かと言いますと・・・

整理されたマーケティングファネル!

マーケティングファネル。言葉なんかどうでもいいです。

要するに、「Twitterでフォロー(→ブログ閲覧)→Youtubeコミュニティ登録→ツイキャス参加→サイン会などイベント参加」みたいに、いちげんさん〜コアなファンまでの導線を、しっかり整理されているんですね。

太い導線を築いた上で、枝分かれする様なコンテンツを散りばめている。

これも、勝因の一つだと言えます。

マーケティングファネルって、もともとは低額商品から高額商品のラインナップを考えるときの手法です。

この点、WEB物販をされている方にとっても、応用のきく成功例かと思います。

わかりやすいコンセプト&一貫したメッセージ(キャラクター)。

まず、大島さんのコンセプトですが、
「手術・ホルモン一切無しエロマンガ風の男の娘」
(※男性向けと女性向け両方)

といったところ。

私自身は、上記のような世界に興味はないし、詳しくもありません。

でも、興味があろうがなかろうが伝わってくるものがある。

なぜなら、わかりやすいからです。

この分かりやすいコンセプトにそって、何気ないコメントから写真・動画まで、すべてのコンテンツが作られているんだと思います。

その証拠に、メッセージやキャラクターが一貫してますので。

  • 文章コンテンツでは、エロいギャグキャラ+たまに本気出すと真面目なメッセ。
  • 動画コンテンツでは、アニメ声のアイドルキャラ。

といった風に。

わかりやすいコンセプトは、あらゆる分野で何かをクリエイトする際に、最も重要な項目になります。

これがしっかりしていると、すべての角度において矛盾がなく、一貫性のある創造が可能になるからです。

いわゆるブランドとよばれる物は、必ずと言っていいほど、この手順をふんでいます。

ちなみに、コンセプトづくりに興味のあるかたは、こちらの「WEBサイトコンセプトの制作に役立つ、5つの事例。」も、参照いただければと思います。

ユーザー参加型のコンテンツ提供

大島薫さんに学ぶTwitterマーケティング

ふつうのWEBサービスとかでやろうとすると、なかなか軌道に乗らないんですけどね。

一瞬盛り上がっても、グチャグチャになって終ったり、、、。

この点、大島さんの場合、ツイキャスはもちろん、ファンの方などが描いたイラストを紹介したり、色々やって成功されてます。

この場合も、律儀に感想つけてRTしているから、自分も参加してみようというフォロワーが増えるのでしょう。

また、ユーザーからのふぁぼ(お気に入り登録)の度に自分の性癖をさらす。といった、私には良くわからない企画(失礼?)もあって、これもウケているみたいです。

通常のサービスや商品ではなかなか難しいかもしれませんが、例えばミュージシャンの方や、アーティストの方には参考になる事例かもしれませんね。

笑えるストーリーテリング

ストーリーには売る力があるし、人を巻き込む力があります。

成功したマーケティングは、素晴らしいストーリーや面白いストーリーがあり、それを積極的に発信しているケースが多い。

で、大島さんの場合、自分の昔話をギャクキャラにのせて、面白おかしく発信されています。

あなたは、自分がなぜそのサービスを行うようになったのか?を発信されてますでしょうか?
あなたの提供する商品が生まれたきっかけは?

ストーリーは、あらゆるサービスや商品を提供されている方にとって応用が効くでしょう。

まとめると、、、

ここまで、ダラダラと記事を書いてしまったので、まとめます!

大島さん流、Twitterマーケティング術は、

  1. 向上心をもって、コンテンツをコツコツ磨く。
  2. 律儀なまでに、コミュニケーションを取る。
  3. 3B神話や琴線スイッチの視点から成功事例を多く見る。
  4. コンセプトをはっきりさせて、一貫性のあるメッセージを。
  5. 自分のサービスや商品のストーリーを発信する。

といった5つのポイントに集約されるでしょうか。

まぁ、特別な魔法を使ったわけではない、やるべき努力を惜しまずにやった。という昨今のWEB事情なら当たり前のプロセスなのかもしれませんね。

今回、記事を書くにあたって、大島さん関連のWEBメディアを拝見しましたが、目標へのホットな志とクレバーな戦略が同居している方だと感じました。

いや、ご本人からすると純粋に楽しんでいるだけ!のエネルギーなのかもしれませんが。

ですが、少なくとも女性にもウケるAV女優(男優ではない)という分野を開拓した、イノベーターであることは間違いないと思います。

何にしても、業界が全く違う方から、いろいろと学ぶべきところは多いですね。

また、もしあなたが大島薫さんのファンの方だとしたら、「勝手に分析なんぞしやがって!」と不愉快に感じられるかもしれません。

そこは何とか、WEBでご飯を食べている人間の職業病だと思って、ご容赦いただけると幸いです。

さて、自分はTwitterで何を仕掛けようかな?

※参考メディア
大島薫 (Oshima_Kaoru) on Twitter
大島薫のブログ-ライブドアブログ
大島薫-YouTube
大島薫(おおしまかおる)-Naverまとめ

【追記】大島さんご本人から「答え合わせ」いただきました!

tw-bazz08

この記事をツイートしたところ、大島さん本人からの「答え合わせ」ツイートがありました。

以下が、90日でフォロワーを3万人増やした方による、模範解答になります!

すごい! さっきのまとめよく調べてある! フォロワーの増え方とか気になる人もいるのかあ…じゃあ、ちょっと答え合わせしてみようかヽ(●´Д`●)ノ>RT

まず、Twitterで拡散したあの上半身裸の写メについては、完全に狙いではなくて、日々の写メ更新の中の一枚のつもりでした。
服を脱いだのは、単純に「あれ?男なのになんで服着て写真撮るのにこだわってんだろ?」という”気付き”があったからです。それが何故かあんなに拡散したんですよね。

他のツイートまで拡散した理由は、意識した部分もあるし、してない部分もあるなあ。
基本的に「脱いでる写真」や、「文章のどこかに『男』と明記している写真」は拡散しやすいというのを、なんとなく自分の中で見つけて行ったという感じですね。意識しないで成功した部分を、意識してやっていく感じ。

あと、コンテンツについてか。
当然「顔がいい」とか「かわいい」では、『それだけの人』になってしまうし、そんな人はたくさんいる。
だから、自分の得意な分野を使って、「かわいいからフォローした」って人じゃなく、「面白いからフォローした」とか、色んな人に見てもらえるように考えたかな。

あと、これは言ってなかったけど、ボクのツイートや、市場マーケティングは、はっきり言って、『事務所から言われてやっているわけでも、何かしらの口添えがあったわけではない』ということ。
ボクが発信することが、他人の意見や、考えに支配されるくらいなら、ボクは発信すること自体を辞めます。

というツイート内容。
で、お礼などを申し上げましたところ、

そんな大したものではありませんが、むしろよく調べてくださってるなと感動してしまいましたw
自分を知る機会にもなったので、まとめてくださりありがとうございましたヽ(●´Д`●)ノ

と、おっしゃっていただきました。

結論:大島さん流 Twitterマーケティング術=覚悟&心の広さ。ですかね。

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