WordPressのオリジナルテーマとは?初心者でも作成できる自作の手順

カレンダーDate: | カテゴリーCategory:WordPressテーマのカスタマイズ方法【HTML・CSSの基礎も】
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この記事では、初心者でもWordPressのオリジナルテーマを自作できるように、基本構造・作成手順・注意点をわかりやすく解説します。

「WordPress オリジナル テーマ 作り方」や「WordPress テーマ 自作 手順」で検索している方の多くは、既製テーマでは満足できず、デザインや機能を自由にカスタマイズしたいと考えているはずです。

そんな方の疑問や要望に応える内容をまとめました。

記事を書いた私のプロフィールは以下のとおりです。

SEO検定1級およびwebクリエイター能力認定試験上級合格者のWordPressテーマ専門家『塩川 武士(しおかわ たけし)』の自己紹介 SEO検定1級およびwebクリエイター能力認定試験上級合格者のWordPressテーマ専門家『塩川 武士(しおかわ たけし)』の自己紹介

独学でテーマを作りたい方や、将来的に制作スキルを伸ばしたい方に最適な内容ですよ。

WordPressの自作オリジナルテーマとは?既製テーマとの違いを解説!

自作のオリジナルテーマとは、デザインや構造を自分で設計して作るWordPress専用のテンプレートです。

既製テーマは導入が簡単でデザインも整っていますが、細かいカスタマイズには以下のとおり限界があります。

  • 既製テーマ:手軽に使えるが、レイアウトや機能に制限がある
  • オリジナルテーマ:自由度が高く、ブランドや目的に合わせた構築が可能

つまり「自分の理想を完全に再現したい」という方には、オリジナルテーマの作成が最適なんです。

自作WordPressオリジナルテーマを作成するメリットとデメリット!

ここでは、自作WordPressオリジナルテーマを作成するメリットとデメリットをご紹介していきます。

まずはデメリット、次にメリットをご紹介しますね。

自作WordPressオリジナルテーマを作成するデメリット

  • HTML・CSS・PHPの基礎知識が必要
  • 完成までに時間がかかる
  • コードエラーが起きると画面が真っ白になることもある

特に初心者の場合、functions.phpやテンプレート階層の理解不足がトラブルの原因になることがあります。

焦らず一つずつ仕組みを理解していけば問題ありません。

自作WordPressオリジナルテーマを作成するメリット

  • デザイン・機能・構造をすべて自由に設定できる
  • 不要な機能を省けるため、サイト表示が高速になる
  • SEO対策やUI設計を目的に合わせて最適化できる
  • 学習効果が高く、WordPressの仕組みを深く理解できる

自作オリジナルテーマを作ることで、見た目だけでなく「内部構造」から理想のサイトを構築できますよ。

自作WordPressオリジナルテーマを作成するために必要な基礎知識!

オリジナルテーマを作るには、以下のような最低限のWeb開発スキルが必要です。

  • HTML / CSS:ページの構造とデザインを定義
  • PHP:動的処理を行うプログラム言語
  • WordPressテンプレート階層:どのファイルが表示に使われるかの仕組み
  • functions.php:機能追加やテーマサポートの宣言

この4つを理解しておくことで、WordPressがどのように動いているかが見えるようになります。

初心者でもできる!自作WordPressオリジナルテーマの作り方ステップ

  • ① テーマフォルダを作成する
  • ② style.cssにテーマ情報を記述する
  • ③ index.phpで基本レイアウトを作る
  • ④ header.php・footer.php・sidebar.phpを共通化する
  • ⑤ functions.phpで機能を有効化する

上記5つを用意すれば、WordPressがテーマとして認識してくれます。

以下では、それぞれのステップを簡単に解説します。

ステップ① テーマフォルダを作成する

WordPressインストール先の「wp-content/themes」内に「original-theme」などの新しいフォルダを作ります。

ステップ② style.cssにテーマ情報を記述する

style.cssの冒頭に以下を記述します。

このヘッダー情報があることで、WordPressがテーマとして認識します。

ステップ③ index.phpで基本レイアウトを作る

最低限、以下のように記述すれば問題ありません。

ステップ④ header.php・footer.phpを共通化する

共通部分を分けておくことで、保守性が高まります。

たとえばheader.phpにはヘッダー情報を、footer.phpにはフッターやスクリプトを記載します。

ステップ⑤ functions.phpで機能を有効化する

タイトルタグやアイキャッチ画像などを使う場合は、以下を記述します。

これで最低限のWordPressテーマとして機能します。

自作WordPressオリジナルテーマの作成に役立つ参考サイトを紹介!

TCDテーマはデザイン性が高く、プロの設計を学ぶ生きた教材としておすすめです。

初心者が自作WordPressオリジナルテーマの作成で失敗をさける注意点

  • 作業前に必ずバックアップを取る
  • ローカル環境(Local by Flywheelなど)でテストする
  • functions.phpは一行ずつ追加・確認する
  • エラー時は「WP_DEBUG」を有効化して原因を特定する

初心者の失敗パターンは、テーマを直接本番環境で編集してしまうことです。

必ずテスト環境を使い、少しずつ安全に作業しましょう。

自作WordPressオリジナルテーマ作成の次に学ぶべきステップを紹介!

  • 子テーマを使った安全なカスタマイズ
  • カスタム投稿タイプ・カスタムフィールドの設定
  • ACFプラグインを活用して管理画面を拡張
  • ページ速度・SEO最適化の実践

ここまで学べば、実案件に対応できるWordPressテーマ開発スキルが身につくはずです。

まとめ:オリジナルテーマ作成は最強のWordPress学習法です!

WordPressのオリジナルテーマ作成は、自由度が高くスキルアップにも直結する学習法です。

最初は難しく感じますが、style.cssとindex.phpを作るだけで第一歩を踏み出せます。

ぜひ今日から、小さく始めて少しずつ自分だけの理想のテーマを形にしていきましょう。

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