この記事では、不要になったテーマを安全に削除する手順と、削除できないときの対処法をわかりやすく解説します。
WordPressを使っていると、試しにインストールしたテーマがそのまま残っていることがありますね。
テーマを整理しようと思っても「削除ボタンが出ない」「間違って消したら怖い」と不安になる方も多いはず。
その不安を解消する記事を用意しました。
記事を書いた私のプロフィールは以下のとおりです。
作業前に知っておくべき注意点も紹介するので、安全性と運用効率を高められますよ。
なぜWordPressテーマを削除する必要があるのか?
テーマを削除する目的は「整理」だけではありません。
実は、使っていないテーマを放置すると、セキュリティリスクやパフォーマンスの低下を招くことがあります。
- 古いテーマに脆弱性があると、ハッキングの原因になる
- サーバー容量を無駄に使ってしまう
- 管理画面が重くなり、アップデート通知も増える
つまり、不要なテーマを削除することで、安全性と運用効率を高められるんです。
【基本編】WordPressテーマの削除方法(管理画面から)
まずは、管理画面から簡単にテーマを削除する方法を紹介します。
① 管理画面「外観」→「テーマ」から削除
- WordPressの管理画面にログインする
- メニューの「外観」→「テーマ」をクリック
- 削除したいテーマをクリックし、「テーマの詳細」を開く
- 右下にある「削除」ボタンを押して完了
これで不要なテーマは削除されます。
ただし、現在有効化しているテーマは削除できません。
削除したいテーマ以外を一度有効化してから行ってください。
② 削除前に注意すべきポイント
- 必ず別のテーマを有効化してから削除する
- 念のためバックアップを取っておく
- 削除後にレイアウト崩れがないか確認する
バックアップはプラグインでも簡単に取れます。
万が一のトラブル時に備えて、事前に保存しておくと安心ですよ。
【応用編】管理画面でWordPressテーマを削除できないときの対処法
管理画面で削除ボタンが表示されない場合、FTPまたはサーバーのファイルマネージャーを使う方法があります。
FTP(またはファイルマネージャー)からテーマを削除する方法
- FTPソフトまたはレンタルサーバーのファイルマネージャーにアクセスする
- 「wp-content」→「themes」フォルダを開く
- 削除したいテーマのフォルダを選択し、削除する
削除後は、WordPressの管理画面を再読み込みして反映を確認しましょう。
削除できない原因と解決策
- 使用中のテーマを削除しようとしている → 他のテーマを一時的に有効化
- 子テーマが親テーマを参照している → 親テーマは削除しない
- 権限不足やサーバー制限 → ホスティング推奨のパーミッション(例:フォルダ 755、ファイル 644)へ調整し、必要に応じてサポートへ権限修正を依頼
削除できないときは焦らず、どのテーマが現在使われているかを必ず確認しましょう。
【トラブル回避】WordPressテーマ削除前に確認しておきたい3つのこと
- 子テーマと親テーマの関係を確認しておく
- バックアップを取ってから削除する
- functions.phpなどに独自カスタマイズがないかチェック
子テーマを使っている場合は、親テーマを消すとサイトが壊れてしまうことがあります。
削除前にテーマ構造を確認しておきましょう。
WordPressテーマを削除した後にやるべきこと
- サイトのデザイン崩れがないか確認する
- キャッシュをクリアする
- 画像やCSSの読み込みエラーがないかチェック
削除後にデザイン崩れが起きた場合は、別のテーマを再インストールして復元できます。
慌てずに確認を進めましょう。
【Q&A】WordPressテーマ削除に関するよくある質問
ここではWordPressテーマ削除に関するよくある質問に回答しています。
まだWordPressテーマ削除について不安のある方は確認してくださいね。
Q1. テーマを削除するとデザインや記事は消えますか?
投稿や固定ページの内容は残ります。
ただし、テーマ独自の設定やウィジェット、カスタマイザー設定はリセットされることがあります。
Q2. 子テーマだけ残すのは大丈夫ですか?
子テーマは親テーマに依存するため、子テーマだけを残すことはできません。
子テーマを使い続ける場合は、親テーマを削除しないでください。
Q3. SEOに影響はありますか?
テーマを削除するだけではSEOに影響はありません。
ただし、テーマを変更した場合はHTML構造が変わるため、再度確認しておくと安心です。
【補足】WordPressテーマ削除後におすすめの次のステップ
不要なテーマを削除したら、次は目的に合ったテーマを導入しましょう。
- 信頼感を高めたいなら:CURE(医療系)
- 女性向けデザインなら:NOEL(美容・サロン系)
- 無料で試したいなら:GLUEやLightning
国産の高品質テーマを選べば、SEO対策・デザイン・集客導線を一度に整えられますよ。
WordPressテーマの削除についてまとめ【安全に・計画的に】
不要テーマの削除は、サイト運営を安全かつ快適にするための大切なステップです。
削除前に必ずバックアップを取り、現在使っているテーマを確認しておけば安心ですね。
万が一削除できない場合も、FTPで削除すれば問題ありません。
テーマを整理したあとは、目的に合ったテーマを選び、より信頼されるサイト運営を目指しましょう。


