追従サイドバー、結局どれが一番いいの?
ブログなどで良く見かける、スクロールについてくるサイドメニュー。
WordPressなら、プラグインのインストールとちょっとした設定で実装可能です。
今回は、有名どころである三つのプラグインを、フッターに重なってしまうといった不具合の発生等も含めて、比較検討してみたいと思います。
追従サイドバー、3大プラグイン
3大プラグインという言葉は、私の勝手な造語なのでご了承ください。
ただ、日本で使われている追尾サイドメニュープラグインは、
1.Standard Widget Extensions
2.Strx Magic Floating Sidebar Maker
3.Q2W3 Fixed Widget
の、3つが多いんです。
なぜなら、プラグインとして優れているからです。
それでは、上記3つの比較に入っていきましょう。
Standard Widget Extensions
日本の方が開発されたプラグイン。
追従サイドメニューに加えて、アコーディオンパネル機能も設定できるのが特徴です。
設定画面において、サイドエリアを構成している要素のID(#sideなど)および、サイドバーを含むメインコンテンツエリアを構成している要素のID(#mainや#contentなど)を入力する必要があります。
図で表すと、下記のようになります。
これはプラグインが、メインコンテンツエリア内において、サイドバーエリアのpositionを自動計算してくれるjavascript等で構成されていることが理由です。
また、いわゆるレスポンシブデザインのテンプレートにも対応しており、ブラウザ幅が一定の数値以下になった場合は機能を止めることができます。
人気が高く安定感のあるプラグインですが、私の使用しているワードプレス環境では、時折フッターにめり込んでしまうという不具合が発生することがありました。
Strx Magic Floating Sidebar Maker
派手でかっこいいアニメーションを設定できるので、サイドバーを目立たせたい方向けのプラグインです。
ただし、数年前に開発されたこともあり、レスポンシブテーマには対応していないプラグインとなります。
試しにレスポンシブに対して、このプラグインを入れてみると、スマホ表示においてサイドバーが崩れまくります。
基本的な設定方法は、サイドバーエリアを構成している要素のID(#sideなど)および、サイドバーを含むメインコンテンツエリアを構成している要素のID(#mainや#contentなど)を入力する形です。
このStrx Magic Floating Sidebar Makerも、時折フッターにめり込んでしまうという不具合が発生しました。
Q2W3 Fixed Widget
3つの中で、動きや設定が最もシンプルな、追従サイドバープラグインです。
レスポンシブデザインのテンプレートにも対応しており、ブラウザ幅が一定の数値以下になった場合は機能を止めることができます。
こちらのプラグインは、フッターにめり込まないように自分でマージンボトムを設定することが可能。
また、あくまで私の環境においては、一度も不具合を起こしたこと無いです。
ただ純粋に、サイドバーを追従させたいだけなのであれば。この『Q2W3 Fixed Widget』が一番良いのかもしれません。
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Standard Widget Extensions (SWE) 作者です。ご紹介ありがとうございます!
フッターにめり込むかどうかの差なのですが、動的に高さが変わるページへの対応の差なのかなと推測します。Q2W3 Fixed Widget ではページロード後、ずっと要素の高さの変化をチェックしているのですが、SWE の初期設定ではページロード後 10秒の間の変化にしか対応しません。一応、設定を変えることでもっと長い時間を指定することもできるのですが、ユーザーさんに十分伝わってないですからね…。
このあたりは宣伝の仕方は考えねばと思っています。2つサイドバーがある 3カラムレイアウトのレスポンシブ Web デザインテーマでは絶対に SWE の方がお勧めなのですけれどね!
Standard Widget Extensions (SWE) 作者さま
コメントありがとうございます。
フッターへの重なりにつきましては、ご推測のとおりだと私も認識してます。
あと、SWEのレスポンシブデザインへの対応には、目を見張るものがあると思っております。
widthのパーセント指定まで考えて開発されておられますし。
ホントwidth関連のメソッドの選び方、圧巻だと思います!