パンダ?ペンギン?恐るるに足らず!
2013年5月投稿、2015年11月最終更新。
沈黙のWebマーケティングで有名なウェブライダー提供の、SEO特化型WordPressテーマ&HTMLテンプレート「賢威」。
2015年11月現在、プロトタイプ版であるHTML5の賢威7.0、レスポンシブの賢威6.2、そして旧版である賢威5.0が使い放題のパックで有料販売されており、集客用SEOテンプレートとして不動の地位を築いています。
その最大の特徴は、言わずもがな圧倒的なSEO効果。この記事では、賢威の評判やSEO力に迫りたいと思います。
賢威の評価・評判は如何に!?をまとめました。
以下は2015年11月時点において、Web上に公開されている賢威に対する評価の調査結果です。
ポジティブ(メリット)とネガティブ(デメリット)に分けて紹介します。
賢威のポジティブな評判のまとめ。
- 賢威を使って半年、かなりの確率で狙ったキーワードで上位表示。
- マニュアルでSEOの本質が学べる!内的SEOはこれさえ押さえれば完璧。
- 賢威を使い始めてからじわじわと上位に表示され1桁台に。
- グーグルも激変しましたが賢威の価値は変わりませんでした。
- 松尾茂起さんのSEOマニュアルとSEOフォーラムを利用できる。
- わかりやすくソースにコメントがふってあり、カスタマイズが楽。
- ページ単位でカラム数を指定する機能がめちゃくちゃ便利。
- バージョンアップもフォーラム利用も半永久的なのが魅力。
要約するとテンプレート自体のSEO力とマニュアルやフォーラムの価値の高さが評価されている様子。
ホワイトハットSEOの第一人者に直接質問できることも評価されています。
一方で、デメリットはこんな感じでした。
賢威のネガティブな評判のまとめ。
- シンプルと言えば聞こえが良いがデザインが微妙。
- 他のサイトとデザインが被る。
- カスタマイズにHTMLとCSSの知識が必要。
- どんなサイトでも上位表示されるわけではない。
- 有料テンプレートなのでお金がかかる。
要するにデザインとそのカスタマイズがネックという意見が多い。
この点、確かに賢威は独特のデザインなので、好き嫌いが分かれると思います。
またHTML・CSSの知識不要でカスタマイズできるタイプのテンプレートでもありません。
ちなみに、「どんなサイトでも、、」「有料テーマなので、、、」は当たり前のことでしょう。
一応デザインを紹介しておきますと、賢威6.2の場合「クール版・コーポレート版・プリティ版・ヘルシー版・マネー版の5種類のベースデザインが用意されており、カラムレイアウトやカラーを自在にカスタマイズすることができます。
それでは、本題であるSEO力の話に入っていきたいと思います。
賢威テンプレートがSEO対策に強い理由。
理由は大きく二つに分かれます。
一つはマイナスをつくらないソース構造、もう一つはプラスを生み出す機能です。
HTMLソース構造は美しいからSEO効果にプラスなの?
プラスではありません。
検索上位実現にとってマイナスを作らないということです。
細かい様ですが、プラスを作るのとマイナス作らないとでは、意味が変わってきます。
では、マイナスを作るとはどういうことか?
クローラーがあなたのサイトを巡回した際に、「???。どの記述がこのサイトにとって重要情報なの?」という状況を作ってしまうこと。
ちょっと専門的な話になりますが、SEO上マイナスといわれているソース構造の例を挙げます。
検索上位にとってマイナスなソース構造の例。
- 当たり前だが、構文エラーだらけ。
- 今時のテーマではまず無いが、フル<table>構造や<frameset>構造。
- リストタグや定義タグなど、内容を伝えるタグが適切に使われていない。
- 重要内容の記述部分をJSで動的に出力、クローラーが解釈できない。
- メインコンテンツ記述が、<body>開始タグから遠すぎる。
- <div>タグなどで、無駄に深すぎるネストを作っている。
- CSSやJSを適切に外部ファイル化せず、ベタ書きしまくっている。
- HTML5において不適切なアウトラインで、複数<h1>タグを多用。
フロントエンドコーディング従事者にとっては、有り得ないことばかり!
ですが、実際に無料テンプレートだと多数存在します。
この点、賢威ならば安心です。
ただし、ご注意ください。「マイナスを作らない=ペナルティを喰うことがない」は間違いです。
ソースが綺麗な賢威テンプレを使っても、スパムを行えば当然Googleペナルティの危険があります。これは当然のことでしょう。
さて、続いて検索上位にプラスをもたらす機能について紹介したいと思います。
様々な機能がSEO効果にプラスをもたらす!
賢威6.2以降では、例えば<h1>タグや<meta description>を、各記事ごとに設定可能。
これは、検索上位にとって大きなプラス事項です。
また、構造化データマークアップが入ったパンくずリストがついていることも、プラス事項でしょう。
このような機能は、あなたのサイトの重要事項、言い換えると上位表示したいキーワードを積極的にクローラーに伝えるための機能です。
その他、SEOにプラスをもたらす賢威の機能は以下のとおりです。
検索上位にとってプラスとなる機能。
- <meta description>タグ文言を記事、ページ毎に個別設定可能。
- <h1>タグ文言を記事、ページ毎に個別設定可能。
- 構造化データマークアップ入りのパンくずリストを出力。
- Twitter・はてブ・Facebook・Google+ボタン機能。
- Twitterカードタグ・Facebook連携OGPタグの対応機能。
もっとも、上記は他のテンプレートであってもプラグインのインストールで追加することは可能です。
ですが、学習コストやプラグインの衝突を考えた場合、始めから実装されている方が望ましい機能になります。
ただし、そもそも望ましくないキーワード戦略などで運営されていた場合、いくらクローラーに積極的に情報を伝える機能を備えていたとしても、検索上位は実現されません。
望ましくない内容を、一生懸命正確にクローラーに伝えることになるからです。
そのため、本当にSEO力のあるサイトを構築するには、優れたテンプレート+正しいSEO戦略が不可欠です。
この正しいSEO戦略の部分を補ってくれるのが、SEOマニュアルおよび賢威サポートフォーラムになります。
賢威の真骨頂!SEOマニュアル & サポートフォーラムとは?
先に申し上げたとおり、いくらテンプレートのソースや機能側にSEO力(クローラーに重要コンテンツ情報を正確に伝える力)があっても、そもそも間違ったSEO方法論で運営を行っていては検索上位は望めません。
そこで検索上位の実現のために、正しいSEO論を効率よく学ばせる役割や迷ったときの道標の役割を果たしてくれるのが、以下のSEOマニュアルとサポートフォーラムになります。
ホワイトハットSEOの第一人者によるSEOマニュアル。
2007年よりSEOの研究を続け、時代とともに変化する検索エンジン対策を攻略してきたプロである、株式会社ウェブライダーの代表・松尾 茂起氏による書き下ろしマニュアル。
内的SEOマニュアル(P151)および、外的SEOマニュアル(P130)合計P281で、内容は以下のとおりです。
賢威SEOマニュアルの目次。
- 第一章:守るべきルールとツールの選定。
- 第二章:SEOに大切な5つの要素。
- 第三章:内的SEO~内的要因の強化~。
- 第四章:外的SEOとプランニング~外的要因の強化~。
- 第五章:キーワードの選び方とサイト運営。
さらに、松尾氏による特別セミナー「リンクを集めるためのコンテンツプランニング論」の動画コンテンツをご覧いただくことも可能となっています。
心強い味方!6つのサポートフォーラム。
賢威には6種類の専門フォーラムへの参加権が付随しており、サポートサイトにて閲覧や質疑応答などの交流が可能です。
6フォーラムの内訳は、初心者フォーラム・SEOフォーラム・WordPressフォーラム・ネットビジネスフォーラム・協力フォーラム・雑談フォーラム。
上記、2007年から多くのユーザーによる質疑応答が積み重ねられており、またウェブライダーのスタッフによる回答もなされています。
その内容も賢威についてのみにとどまらず、例えば薬事法や著作権、広告や商材、POSTメソッドなどプログラミング関係など多岐に渡っており、閲覧するだけでもあなたの役に立つかもしれません。
さらにSEOフォーラムについては、原則として松尾氏自身が回答してくれます。
まとめ。
以上、SEO特化型テンプレート賢威について、説明しました。
何やら、ばーっと紹介してしまいましたので、ここでまとめを記したいと思います。
- 良い評判の要点:テンプレートSEO力とマニュアルやフォーラムの価値。
- 良くない評判の要点:デザインが微妙・他サイトと被りやすい。
- 賢威のソース構造は、検索上位実現にとってマイナスを作らない。
- 賢威の機能は、検索上位実現にとってプラスを生み出す。
- もっとも、間違ったSEO法を行うと賢威テンプレートでも検索上位は無理。
- なので、正しいSEO法を身につけるためSEOマニュアルがセットに。
- また、壁に当たった時のために6つのフォーラム参加権がセットに。
その他の詳細事項は、下記の公式サイトにてご確認ください。
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