8月末に発生したロリポップやGMOのサーバーにおけるWordPressサイトのハッキング・改ざん被害は、記憶に新しいところです。
また、そのことからレンタルサーバー選びに慎重になられてる方も多いと思います。
今日は、ホスティングサーバー選択の材料として、ワードプレスサイトとの相性No,1と評価されているエックスサーバーの特徴を紹介します。
ワードプレスとの相性うんぬんの前に・・・
XSERVERの運営元(名前がエックスサーバー株式会社!)は、 ドメイン名取得&無料レンタルサーバーサービス『エックスドメイン』などを含め多角的なホスティングサービスを行っている会社です。
この会社の特徴は、とにかく対応が早いこと。
例えば、冒頭で紹介したWordPressサイトのハッキング・改ざん事件が発生した5日後には、 海外IPのアクセス制限機能拡大や、複数回ログイン失敗のIPへのアクセス制限追加といったセキュリティ強化を実行。
Xサーバー自体は、今回の改ざん原因となったwp-config.phpやinstall.phpといったファイルの脆弱性を、元々クリアーしていたにも関わらずです。
また、電話&24時間メールサポートがついていますが、夜中や土日でもメール返信がきます。
こういった対応の早さというか、フットワークの軽さがワードプレスうんぬん抜きに、好評判の要因と言えます。
では、なぜ特にワードプレスとの相性No,1と評価されるのか?
特にワードプレスとの相性No,1と評価される要因。
それは、主に以下の3点です。
1.マルチドメイン無制限・MySQL30個以上
1つのワードプレスでサイトを作成するためには、独自ドメイン1つとMySQL(データベース)を1つ設置する必要があります。
(※サブドメインやWordPress.com利用の場合を除く)
Xサーバーは、ワードプレスを使用した独自ドメインサイトを30個以上設置できます。
一般的なレンタルサーバーだと、MySQLの設置数が少なかったり、別料金オプション扱いなところが多いのですが、 これだと、サイト構築がサクサクできるというWordPressの利点(サイト数を増やしやすい)、を潰してしまいます。
ここをクリアーしているため、Xサーバーはワードプレスユーザーから支持を得ているわけです。
2.PHPやCGIを高速化させるFastCGI対応
ご存知のとおり、ワードプレスはPHPで出来ています。
で、PHPサイトは、普通のHTMLサイトと比べて重くなりがち。
さらに、一つのサーバー領域に、複数のPHPサイトを詰め込んだ場合、なおさらです。
そこでXサーバーでは、PHPやCGIを通常の利用と比べ、約3.55倍処理能力がアップするFastCGI動作の設定が可能となっています。
この仕組みは静的なHTMLサイトの表示を速くするわけではありません。
PHPによって動的にデータベースから情報を呼び出す、WordPressサイトを高速化するものになります。
(その他MovableTypeなどのCMSもFastCGI化できます。)
3.安心の七日間 自動バックアップ機能
自動バックアップ自体は、通常のホスティングサーバーなら当たりまえのことなのですが、エックスサーバーの場合 ユーザーへのデータ提供に対応している点が大きな特徴になります。
このようなサービスは、月額10,000円前後かかる占有サーバーでなければ、普通は存在しません。
月額1,000円前後のプランで、更新が多いワードプレスプレスユーザーのうっかりミスをカバーしてくれるのは、Xサーバーならではといえます。
エックスサーバーのプラン・料金・主な機能
プランは3種類。料金と主な機能は下記のとおりです。
2013年10月時点の情報となります。現在の情報とさらなる詳細は、こちらの公式サイトでご確認ください。
【各機能】 | X10プラン | X20プラン | X30プラン |
---|---|---|---|
月額費用 | 1,050円〜 | 2,100円〜 | 4,200円〜 |
初期費用 | 3,150円 | 3,150円 | 3,150円 |
サーバー容量 | 200GB | 300GB | 400GB |
【ドメイン機能】 | |||
マルチドメイン | 無制限 | ||
サブドメイン | 無制限 | ||
URLアドレス | 独自ドメイン | ||
【データベース機能】 | |||
MySQLバージョン | 5.0以上 | ||
MySQL | 30個 | 50個 | 50個 |
【通信等機能】 | |||
転送量 | 50GB/日(約1500GB) | 70GB/日(2100GB) | 80GB/日(2400GB) |
転送量課金 | なし | ||
オリジナルCGI | ○ | ||
SSI | ○ | ||
PHP | ○PHP4/PHP5 | ||
アクセス制限 | ○ | ||
アクセス解析 | ○ | ||
FTPアカウント | 無制限 | ||
CGI・PHP高速化プログラム | FastCGI対応 | SSH | ○ |
【セキュリティSSL】 | |||
共有SSL | ○ | ||
独自SSL | オプション(ラピッドSSL ジオトラスト グローバルサイン) | ||
SSL持ち込み | × | ||
保守サービス | |||
バックアップ | 自動バックアップ7日間 | ||
データー復元 | オプション対応 | ||
【CMS自動インストール】 | |||
WordPress | ○ | ||
MovableTypeOS | ○ | ||
XoopsCube | ○ | ||
osCommerce日本語版 | ○ | ||
ZenCart日本語版 | ○ | ||
PukiWiki | ○ |
以上、Xサーバーの主な特徴を紹介しましたが、プランについては一番安いX10で正直十分だと思います。
容量が200GBあり、MySQLが30個も使用可能だからです。
このサーバーは、これからワードプレスでガッツリWEB構築していこうと考えている方はもちろん、Domainkingや、ロリポップなど、格安サーバーに 物足りなさを感じている方にもピッタリです。
ぜひ無料お試しを体感してみて下さい。
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