2020年5月5日(日本時間)にGoogleが検索コアアルゴリズムアップデートを行い、1ヵ月が経過しました。
上記アップデートは、まさにコロナ禍で行われたものであり、かなり影響が大きかったようです。 特に治療院や美容室、歯医者などの医療系サイトといった、人の体に直接触れる業種への影響が大きく一定の傾向があったと言えます。
また塾や教室など多くの人が集まる業種や、飲食店など衛生面が直接問われる業種の店舗サイトも同様です。
今回は上記のような業種のサイトが『コロナ禍の今だからこそSEO対策として行っておくべきことは何か?』にお答えする記事を用意しました。
記事を書いた私の自己紹介をしておきます。
開発会社に勤める前は、制作会社で内部SEOリニューアルのコーダーをやってきました。 また個人としても、『SEOライティング・中古ドメイン・構造化マークアップ』など色々やってきており、Googleコアアプデも何度も経験しています。
実は、この記事で紹介する『コロナ禍における、SEO対策の推奨となる3つのこと』をご覧いただくと、今すぐ何をチェックして何をすれば良いのか?を理解することができます。
なぜなら、上記の経験による私の知見にSEO業界の著名な方々の意見を加えた内容を、噛み砕いて解説しているからです。
この記事では、現在のGoogleの検索結果状況をご紹介したのち、具体的にやるべき3つの対策を解説します。
記事を読み終えると、コロナ禍における必須事項の理解⇒具体的な行動への落とし込みができるはずです。
流し読みでも役に立つと思いますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
では、本題に入ってまいります。
※記事で使用している『コロナ』とは【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)】を指します。
目次(クリック・タップで移動)
結論、ネタばれするとSEO対策として『コロナ対策情報』を掲載すべき
なぜなら、治療院や美容室、歯医者などの医療系サイトといった人の体に直接触れる業種において、コロナ情報掲載の有無が検索順位に影響したからです。
また記事冒頭の繰り返しになりますが、学習塾や飲食店なども同様の傾向にありました。
これは以下のようにGoogleもコロナに対して神経質になっていることが、検索アルゴリズムに現れたのだと思われます。
『治療院』と検索すると、厚生労働省へのリンクがトップ表示される
実際には以下のように表示されるようになりました。
(※この検索結果は2020年6月8日現在のものです)
ちなみに『鍼灸整骨院』と入れて検索しても同様の結果となりますね。
これは繰り返しになりますがGoogleもコロナに対して神経質になっていることの現れ。
上記のケースだと、『我々の検索結果がデマを助長しないように、ひいてはパンデミックを助長しないよう気を付けないとヤバい!』と、Googleが感じていることの現れでしょう。
なので、特に感染源となり得る業種(人々がそう感じているという意味を含む)について、コロナ対策の有無を重要視して検索順位にも反映させると考えるのが自然ですし、実際そうしたと思われる順位変動も発生しています。
つまり、感染源となり得そうな店舗サイトの『コロナ対策情報』掲載は必須と言えるということです。
参考サイト: 東京都『休業要請対象施設の一覧』
【SEO対策の推奨】コロナ対策情報の掲載時にやるべき3つのこと
結論、以下3つです。
- トップページにコロナ対策の概要を掲載する
- コロナ対策情報の専用ページを設ける
- エビデンスとして関係する省庁へリンクを貼る
各々、説明します。
トップページにコロナ対策の概要を掲載する
店舗サイトの場合、すでに掲載されている場合が大半だとは思います。
もしまだでしたら、『新型コロナウイルス感染症に関する当店の対応について』みたいな概要をすぐに掲載しましょう。
これはSEO云々以前に、店舗の信頼感や安心感に関わる大切な項目です。
コロナ対策情報の専用ページを設ける
トップに概要を掲載してうえで、可能であればコロナ対策情報掲載用の専用ページを設けるとGoodです。
そして、この専用ページに対して、トップの概要から『詳細はこちら』のような形式でリンクを貼るようにします。
エビデンスとして関係する省庁へリンクを貼る
さらに先程の専用ページ内のコンテンツには、参考になる各省庁のサイトへリンクを設けるとベストでしょう。
いわゆるエビデンス(証拠)を提示する効果があるからです。
この点確かに『他サイトへの発リンクに効果なんて無いのでは?』という意見もあると思いますし、うなずける部分もあります。
ただ繰り返しになりますが、コロナに関してはGoogleもデマ的な情報が拡散することは絶対防ぎたい!という考えている可能性が高いです。
なので、Googleがその権威性を認めている省庁サイトへのリンクをしっかり明示しておくことが、重要になると考えられます。
まとめ:もしまだなら、今すぐ『コロナ対策情報』を掲載しましょう
今回は以上なります。最後にまとめをしておきましょう。
- 店舗・医院系のサイトにコロナ対策情報掲載は必須
- トップページに『当店(当院・当社)のコロナ対策』の概要を掲載
- 上記からリンクを貼る形式で、コロナ情報専用ページを設ける
- 関係する省庁へリンクを参考サイトとして貼る【エビデンスを示す】
上記のような情報の掲載をまだ行っていない場合、ぶっちゃけ今すぐ行動した方が良いと思います。
今後の検索順位に関わってくる可能性があるからです。
また、SEO対策を含め機能性の高い医療系・治療院系のWordPressサイトを作りたいと考えている方は、以下の参考記事もご覧いただけますと幸いです。
参考記事:医療・治療院系HPに特化したWordPressテーマ12選
また、美容院やサロン系のWordPressサイトでしたら、下記の参考記事が役に立つと思います。
参考記事:エステや美容室など店舗向けのおしゃれなWPテーマ集
なお、飲食店系のWordPressサイトをお考えの場合、次の参考記事をご覧ください。
参考記事:集客に強い飲食店・店舗サイト向けWordPressテーマ20選
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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