中小企業サイトにおすすめなWordPressテーマ17選【有料&無料】
『顧客獲得やイメージアップできるコーポレートサイトを作りたい』
『制作会社に頼むと50万位かかるので、自社で作成して運用したい』
『デザインが良く運用しやすい、企業サイト用WPテーマを知りたい』
私、塩川は職業柄、コーポレートサイトを自社でリニューアルしたい方の悩みを数多く耳にしてきました。
その大半は『結局、どのWPテーマを選べば良いのか分からない』というもの。なぜなら無駄に情報があふれているからです。
今回は上記のような悩みを解消する記事を用意しました。
自己紹介は以下のとおり。
この記事では、中小企業向けの日本語有料WordPressテーマラインナップを事例付きで紹介。
後半では、無料テーマ2選および、WPを使用したコーポレートサイトの作り方や実例も解説します。
お読みいただくと、御社の魅力を伝え集客しやすいコーポレートサイトを、自社で作成・運用できるWPテーマが見つかるはずです。
流し読みで充分です。ぜひ最後までご覧ください。
目次(クリック・タップで移動)
【結論】企業サイト向け日本語WordPressテーマ一覧【表にまとめた】
下記のとおり。
表をスクロールできます。デモサイト確認画面へのリンクも貼ってますので、目を通してみてください。
テーマ名 | 特徴 | 価格 | デモ確認 |
---|---|---|---|
SOLARIS | 人気No.1・超多機能 | 39,800円 | 無料でデモを確認 |
GENESIS | 人気No.2・スマート | 39,800円 | 無料でデモを確認 |
Beyond | 人気No.3・チャート | 39,800円 | 無料でデモを確認 |
FAKE | 人気No.4・簡単作成 | 22,800円 | 無料でデモを確認 |
NANO | 人気No.5・多機能 | 34,800円 | 無料でデモを確認 |
MASSIVE | 訴求力ある求人サイト | 25,800円 | 無料でデモを確認 |
SOURCE | 集客や販売に強い | 13,980円 | 無料でデモを確認 |
ORION | 動画・リーズナブル | 12,980円 | 無料でデモを確認 |
AGENT | 求人や会社概要 | 12,980円 | 無料でデモを確認 |
MONOLITH | インテリア・建築系 | 12,980円 | 無料でデモを確認 |
VOGUE | ブランディング向け | 16,800円 | 無料でデモを確認 |
VENUS | ゴージャスなイメージ | 12,980円 | 無料でデモを確認 |
Emanon Business | 事業紹介向け | 12,800円 | 無料でデモを確認 |
LIQUID PRESS | 多言語化可能 | 9,900円 | 無料でデモを確認 |
LAW | 士業サイト向け | 11,980円 | 無料でデモを確認 |
テーマ名 | 特徴 | 価格 | デモ確認 |
---|---|---|---|
lightning | WordPress公式 | 無料 | 無料でデモを確認 |
Emanon Free | 中小企業の集客向け | 無料 | 無料でデモを確認 |
続いて、有料のテーマの方から深堀りしていきます。
【有料】企業サイト向け 日本語WordPressテーマ【事例あり】
最初にお伝えしておくと、相場は1万〜4万円という感じ。40~50万円かかる制作会社への発注と比べて、かなり格安であることに同意いただけると思います。
しかもWordPressは、以下のとおり日本の上場企業のサイトで使用されているCMSの中でブッチ切りのシェアを誇っています。
日本の上場企業サイトのCMS利用状況ランキングTOP5【2020.9】
- WordPress:3003件
- ShareWith:123件
- Movable Type:111件
- Drupal:92件
- Blue Monkey:51件
※ソース:DataSign Report 上場企業 CMS調査 2020年9月版
参考までに2位の『ShareWith』はIR連携と財務データの自動グラフ化が強みの国産CMSですが、コーポレートサイト向けプランだと『初期費用:100万以上、月額費用:10万以上』かかります。
なので、これからご紹介するWPテーマをご覧いただくと、いかにWordPressが『上手にやれば格安で高品質な企業サイト(場合によっては上場企業レベル)を実現できる』優れたツールだと確信いただけるはず。
それでは有料テーマを一挙にご紹介します。
大企業・最先端企業レベルのコーポレートサイトが作れる『SOLARIS』
コーポレートサイト向けテーマ 人気 No.1 価格:¥39,800(税抜)
圧倒的な情報格納量とそれを整理するページ構造やデザインを備えたWordPressテーマ。企業サイト構築に必要な、すべてを兼ね備えたテンプレートです。
例えばヒーローヘッダーまで搭載した視覚的に整理されたメガメニュー機能。
訪問者を迷いなくナビゲートし、瞬時にサイトの構造を把握させる役割を果たします。
また、コーポレートサイトには必須であるカスタム投稿タイプ『サービス紹介』『会社概要』機能。サービスの素晴らしさや会社の信用力を伝えるページを簡単に作成可能です。
そして多岐に渡る情報を分かりやすく整理できるよう、深い階層のカテゴリーまで作成可能となっています。
もちろん、スマホやタブレットでの表示もバッチリ。
PCとスマホのトップページや重要箇所では別コンテンツを表示することも可能です。
一流のコーポレートサイトを自社で作成したい とお考えの方は、以下より詳細・デモサイトをご確認くださいませ。
SOLARISの利用事例【株式会社MRCコーポレートサイト】
https://mrc-archi.com/
マンションの修繕工事の管理・コンサルティング会社のコーポレートサイト。SOLARISの機能を上手く取り入れたサイトの好例だと思います。
イメージアップ戦略をはかるコーポレートサイトが作れる『GENESIS』
コーポレートサイト向けテーマ 人気 No.2 価格:¥39,800(税抜)
企業のイメージアップをはかり、24時間、売上に貢献するサイトをつくれるWordPressテーマ。スタイリッシュなデザインとアニメーションが特徴的なテンプレートです。
その他の特徴は以下のとおり。
- 一瞬で会社の魅力を伝えるキャッチコピー機能
- デザインが用意されている会社概要や事業案内
- 楽にサイト制作できる自由度の高いトップページ
- 各々の事業の魅力を伝える事業案内ページ
- わかりやすい管理画面。キャプチャの説明つき
- TCDテーマオプションで簡単にカスタマイズもできる
- 大画面のようなクオリティのスマホサイトデザイン
自社のイメージアップをホームページではかりたい とお考えの方は、ぜひ詳細・デモサイトをご覧ください。
高度なチャート機能実装の企業用WordPressテーマ『Beyond』
コーポレートサイト向けテーマ 人気 No.3 価格:¥22,800(税抜)
高度なチャート・グラフ機能が実装された最先端の企業サイト向けWordPressテンプレート。
Beyond(ビヨンド)の最も優れた特徴は、スタイリッシュなアニメーションを伴ったチャートやグラフを簡単作成できることです。
つまり、数字や図を駆使して、グラフィカルに実績や実力を印象づけることが可能となります。
表現できるチャートやグラフは次のとおり。
- ドーナツチャート
- パイチャート
- 線グラフ
- 棒グラフ(縦)
- 棒グラフ(横)
上記を簡単にカッコよく作成するための主な機能は、以下となります。
- 色の変更
- 数値の単位
- テーブル自動生成
- ツールチップ
- チャートの説明文
アニメーションを伴ったチャートやグラフの雰囲気は、デモサイトで確認いただくのが一番。下記よりご確認ください。
シンプルで簡単なコーポレートサイト用WordPressテーマ『FAKE』
コーポレートサイト向けテーマ 人気 No.4 価格:¥22,800(税抜)
スタートアップ企業、ベンチャー企業向けに開発されたコーポレートサイト向けWordPressテンプレート。
FAKE(フェイク)の最大の特徴は、質の高い企業サイトを素早く作成できることです。
そのため、各機能が直感的でとてもシンプルに設計されています。
ホームページ作成に大きなリソースを割いてはいられないスタートアップ企業こそ、FAKEのコンテンツビルダーで高品質なトップページを、そして3種類のコーポレート向け固定ページテンプレートで企業サイトに必須となるページを短時間で作成し、素早く公開するのが吉かもしれません。
FAKEの利用事例【株式会社プロ人事コーポレートサイト】
https://projinji.com/
採用代行・採用コンサルティング企業のコーポレートサイト。トップページメインビジュアルエリアに動画を使った雰囲気がつかめる事例だと思います。
中大企業のコーポレートサイトにおすすめのWPテーマ『NANO』
コーポレートサイト向けテーマ 人気 No.5 価格:¥34,800(税抜)
主にBtoBの事業を展開する中堅・大企業のコーポレートサイトをターゲットに開発された多機能なWordPressテンプレート。
BtoB企業サイトは掲載情報が多くなりがちであるため、情報の整理と見せ方に各種工夫が施されています。
例えば視覚的に整理されたメガメニュー機能。
このメガメニューは訪問者を迷いなくナビゲートしてくれるのはもちろん、瞬時にサイトの構造を把握させる役割を果たしてくれます。
また、カスタム投稿タイプ『お知らせ』機能。
こちらは単なるお知らせではなく、カテゴリー分類とタブの切り替えの両方による多重構造の情報整理が簡単に実装可能です。
そしてコーポレートサイトには必須といえる『会社案内』『事業案内』『実績紹介』を想定したカスタム投稿機能。
多岐に渡る情報にもすぐ対応できるよう、『事業案内:一覧ページ > 親カテゴリー > 子カテゴリー > 詳細ページ』といった具合に多階層構造となっています。
NANOの利用事例【合同会社OnTopコーポレートサイト】
https://ontop-inc.com/
テクノロジー事業を営む企業のコーポレートサイト。NANOの特徴の一つであるメガメニューによる情報整理がGoodです。
訴求力の高い求人サイトを自社制作できるWPテーマ『MASSIVE』
価格:¥25,800(税抜)
企業の求人サイトを簡単に作成することに特化して開発されたWordPressテーマ『MASSIVE(マッシブ)』。
レイアウト通りにコンテンツを埋めていくだけで、訴求力のある求人サイトを作成できます。
主な特徴は以下のとおりです。
- 採用力を強化するためのページ機能を多数実装
- ひな形を使うだけで、感覚に訴求できるトップページを作成可能
- 御社の魅力を引き出すインタビューページを、簡単に作成可能
- さりげないアニメーションやパララックスなど、上質な美しさ
- ゼロから設計された、見やすく操作しやすいスマホ向けデザイン
- カスタマイズが容易な、TCD独自のテーマオプション機能も搭載
求人媒体に依存したくないし、制作会社を使わずに自社で求人採用サイトを作成・運用したいという方にこそ、この『MASSIVE』を切実にオススメいたします。
集客や販売にも強い企業ホームページ向けWPテーマ『SOURCE』
価格:¥13,980(税抜)
元々はWeb集客および販売促進に特化したホームページ作成用に開発されたWordPress有料テーマ。
ですがそのデザイン性および機能性がコーポレートサイトにもピッタリな仕様となっており、サービス内容や企業イメージを訪問者に印象づけたい中小企業に大人気です。
企業イメージを印象づけるトップにはナビゲーションリンク連動型のスライダー、30種類のアイコンから選択可能な3点ボックスコンテンツおよび4点ボックスコンテンツを配置可能。
また企業サイトには欠かせないお知らせ一覧や、スタッフブログ記事一覧の表示もお手の物です。
一方、SOURCEならではの機能として挙げられるのが『CTR(行動喚起)設置機能』や『料金システム表』『機能比較表』となり、集客(リスト収集)や販売促進に一役買ってくれます。
コーポレートサイトは昔ながらの王道のもので十分という方にはオススメできませんが、集客や商品・サービスの販売促進もできるコーポレートサイトが欲しい!という方にこそWPテーマSOURCEをオススメいたします。
超おしゃれなコーポレートサイト向けWordPressテーマ『ORION』
価格:¥12,980(税抜)
ファーストビューに、WMP4形式の動画あるいはYoutube動画を、フルスクリーンで表示できるおしゃれなWordPressテンプレート。
※画像スライダーの表示も選択可能。
仮にこのテンプレートを使用すれば、海外の有名企業サイトのように、情報をイメージとして五感に響かせる印象的なコーポレートサイトを簡単に作成することができます。
また、スライダーを実装した特別ページ機能を使えば、コーディングの知識がなくても簡単に洗練された商品・サービスページを設置可能です。
このようにORIONなら、映像とサイトが融合したド迫力の新しいコーポレートメディアを専門知識なしに作成できます。
高品質なデザインと企業サイト向けCMSの機能がここまで揃って税抜12,980円というリーズナブルさも魅力の一つ!
求人や会社概要サイトに最適なワードプレス有料テーマ『AGENT』
価格:¥12,980(税抜)
求人特設サイト向けという、かなり珍しいWordPressテーマ。
そのため、会社の雰囲気や概要をわかりやすく伝えるための機能が豊富です。
デザインも先進的ですので、もしあなたの会社サイトにこのテンプレートをインストールしたならば、企業のイメージアップが図れるかもしれません。
元々は求人サイト作成用ですが、一般的なコーポレートサイトに適したテンプレートと言えます。
インテリア・建築系のコーポレートサイト向けテーマ『MONOLITH』
価格:¥12,980(税抜)
インテリアデザイン、建築デザインや不動産デベロッパーのコーポレートサイトに最適なWordPressテンプレート。
白を基調とし不要な要素が一切取り除かれている為、スタイリッシュであり斬新なデザインとなっています。
トップページヘッダーイメージは、4分割できるように構成されており、1枚の画像を分割した構成にしたり、4枚の異なる背景画像を配置するなど活用の幅を広げることが可能。
また、通常投稿とは別にカスタム投稿が3つ内臓されており、イベント告知やインフォーメーション、商品紹介や実績紹介の管理に便利です。
機能性が高い上に、知性を感じさせるスタイリッシュなデザインの企業サイト用テンプレートとなっています。
最先端の表現でブランド確立!企業HP用WP有料テーマ『VOGUE』
価格:¥16,800(税抜)
最先端の表現と技術が詰め込まれた企業サイト向けの有料WordPressテーマ。
インパクトを与えるスプラッシュページ(ページを開く前にブランドロゴやキャッチコピーをブラウザいっぱいに見せることができるイントロダクションぺージ)および、トップページヘッダーエリアの4分割ヒーロヘッダー動画コンテンツによって、御社のコーポーレートイメージを瞬時に訪問者に伝えます。
また、ヘッダー下のコンテンツビルダーでは7つのコンテンツ(『キャッチフレーズ&説明文』『プランコンテンツ』『メインイメージ』『ブログ&ニュース』『ギャラリーコンテンツ』『フリースペース』)を任意に設定でき、コンテンツ数の増減も可能です。
さらに、企業ブランディングの要となるスタッフ紹介ページ作成機能も搭載。
以上のように、技術に裏打ちされたデザインおよび数々の便利機能によって企業アイデンティティを効果的に伝えられるWPテーマと言えます。
企業ブランドを高めるゴージャスなワードプレステーマ『VENUS』
価格:¥12,980(税抜)
高級ブランドの企業サイトをイメージして開発されたWordPressテーマ。
シンプルにも関わらず美しいマイナスデザイン、洗練された心地よいロールオーバーモーションなど、すべてが一流のコーポレートサイトテンプレートです。
コレクションケースのように商品を魅せるブランドページが特徴。
『VENUS』をインストールの後、推奨サイズの写真や画像をアップしテキストを入力するだけで、旧態依然のコーポレートとは一味違った革新的な企業サイトを作成することができます。
中小企業サイト向けの事業紹介用WordPressテーマ『Emanon Business』
価格:¥12,800(税込)
主に中小企業のコーポレートサイトを想定して開発されたWordPressテーマ。
『Emanon Business』の特徴は、事業内容を紹介しやすいデザインと問合せ(申し込み)を増やす動線となります。
人気の高いビジネスブログ用のWordPressテーマ『Emanon Pro』の子テーマに位置付けられており会社ブログの組み込みもラクラク!コンテンツマーケティングで集客のできるコーポレートサイトを作成することが可能です。
企業サイト向け多言語対応WPテーマ『LIQUID PRESS CORPORATE』
価格:¥9,900(税込)
レスポンシブプラスや簡単カスタマイズを内蔵している多機能なコーポレートサイト専用WordPressテーマ。
LIQUID PRESS CORPORATEなら、多言語化可能な高品質企業サイトを簡単に制作することができます。
もちろんSEO対策/ソーシャル連携もバッチリです!
士業サイトテンプレートに最適なWordPress有料テーマ『LAW』
価格:¥11,980(税抜)
元々は弁護士や税理士、司法書士などの士業事務所向けに開発された、WordPressテンプレート。
どのような企業サイトでも利用可能な配慮が管理画面内のテーマオプションに加えられています。
訴求力抜群のサービス紹介や会社概要ページが簡単に作成できる4タイプの固定ページテンプレート、スタイリッシュなスタッフ紹介ページ、そして一瞬で信頼感を伝えてくれるフル幅ヘッダースライダーなど。
コーポレートサイトの価値を高める機能が満載です。
また、サイト訪問者の動線も意識したデザインになっているので、お問合せ・売上につながりやすいサイトを実現できます。
無料テーマではなく有料テーマを企業サイトに使うメリット【補足】
後半では、無料の企業サイト向けテーマを紹介しますが、実はぶっちゃけ有料テーマを選ばれた方が良いです。
理由はメリットがあるから。例えば以下のとおりです。
- 有料の方が無料よりもカスタマイズ範囲が多い。
- 一方、無料テーマは初心者だとカスタマイズが難しいものが多い。
- 有料ならではの企業サイト向け機能が搭載されているものが多い。
- 有料の方がWordPress自体のバージョンアップ時のテーマアップデート対応しっかりしている。
- 無料テーマは利用者が多く、他サイトとデザインが被りがち。
- 同じレスポンシブ対応でも、有料テーマはスマホ版の見た目もしっかり考慮されている場合が多い。
- 有料は内部SEO対策済みのテーマが多い。
- 有料テーマはマニュアルやサポートが備わっているものが多い。
- 無料テーマの中には『商用利用不可』というテーマがある。
とはいうものの、『元々、予算的に無料テーマで考えている』という方もいらっしゃるかもしれません。
※私も元々、無料テーマからWordPressを始めました。
そのため、この記事では後半の方で無料の企業サイト向けテーマも紹介してます。ご安心ください。
ただ、やはりテーマを選ぶならメリットの多いものが良いですよね。
なので、予算的に許すようであれば、有料テーマからご検討いただくのが吉かもしれません。
【無料】日本語の企業サイト向け WordPressテーマ3選【おまけ】
上記で紹介した有料の企業・コーポレートサイト向けテーマと比べると機能面・デザイン面ともに見劣りはしてしまいますが、『予算的に無料のもので作りたい』という場合には、以下の3つをチェックされると良いと思います。
シンプルな企業サイトを作成できるWordPress無料テーマ『lightning』
WordPress公式ディレクトリにも登録されている実力派のWPテーマです。
無料プラグイン『VK All in One Expansion Unit』と組み合わせることで、シンプルでカスタマイズしやすいコーポレートサイトを作成することができます。
また無料・有料の専用拡張プラグインも充実しているため、様々な拡張も簡単に行えます。
企業サイト向けの豊富なウィジェットが魅力的です。
中小企業向けWPテーマ『Emanon Business』の無料版『Emanon Free』
前述の有料テーマ『Emanon Business』の無料版である、ビジネス向けWordPressテーマ『Emanon Free』。
もちろん有料版であるEmanon Businessのような『まさに中小企業のコーポレートサイトに最適!』とはいきませんが、ブログを中心とした企業サイトをお考えでしたら一見の価値があるかと思います。
デモサイトの確認や無料ダウンロードは以下よりどうぞ。
WordPressを使用したコーポレートサイトの作り方【構成が肝】
結論、ブログとは違ったサイト構成が重要です。
とは言ってもWeb制作を生業とされている方以外は、一から作成するとは考えにくいため、コーポレートサイト作成に向けたWPテーマの選び方について紹介したいと思います。
コーポレートサイト用のテーマを上手に選ぶためには、コーポレートサイトの主な構成を知っておく必要があります。
また、ブログの構成との違いを押さえておく必要もあるでしょう。
具体的には以下のような違いとなります。
ブログとコーポレートサイトの具体的な違いとは?
まずブログの構成は、以下のようなものが一般的です。
- トップページ(=新着記事の抜粋リスト)
- 投稿記事
- 固定ページ
- 運営者紹介
- お問合せ
対して企業系サイトの構成は、このようになるでしょう。
- トップページ(イメージヘッダー、お知らせ一覧、アクセスマップなど)
- 投稿記事
- 固定ページ
- 会社概要
- 事業内容
- 製品紹介
- アクセス
- お問合せ
お気づきかもしれませんが、まず両者においてトップページの役割が大きく違います。
要するに、新着投稿がタイムライン的に流れるトップページのテーマは企業サイトに向かないということです。
※お知らせ的に一部分が動的なのはOK!むしろその方が望ましい。
ブログ向けテンプレートのトップページ例
赤枠の部分は、記事の投稿などで動的に変化していくエリア。
ページの大半を占めていることがご理解いただけるかと思います。
コーポレートサイト向けテーマのトップページ事例
赤枠の部分が動的に変化するエリアですが、そこまで多くありません。
これは、投稿記事以外のコンテンツをトップに掲載する機能が必要であることを示しています。
次にトップ以外の固定ページについても、ブログと企業系サイトでかなり異なります。
固定ページというものは、ブログでは大した役割を担うことはありません。
理由は、投稿記事コンテンツ目的のユーザーが多いから。
一方、企業系サイトの場合、固定ページが大切になってきます。
これは、会社概要やアクセスマップを確認するユーザーが多いためです。
ですので、企業系サイトを作成する場合、固定ページに会社概要やアクセスマップを綺麗に表示できる機能を備えたテンプレートを選択するのが吉ということになります。
※もちろんこのページではコーポレート機能が搭載されたテーマを紹介しています。
それでは続きまして、WordPressが導入されたコーポレートサイトの事例を紹介して参ります。
【導入事例】WordPressで作成された日本の企業サイト5選
日本でも世界でもシェアNo.1のCMSであるWordPress。
もちろん日本の有名企業においても数多く導入されています。
ここでは、代表的な日本企業5社のコーポレートサイトを紹介しましょう。
株式会社松屋フーズ コーポレートサイト
https://www.matsuyafoods.co.jp/
牛丼チェーン店『松屋』を運営する、株式会社松屋フーズのコーポレートサイト。
コンテンツが豊富で賑やかなサイトです。
ヤマサ醤油株式会社 コーポレートサイト
https://www.yamasa.com/
江戸時代から続く老舗、ヤマサ醤油株式会社のコーポレートサイト。
赤がメインカラーのすっきりしたホームページです。
株式会社カカクコム コーポレートサイト
http://corporate.kakaku.com/
商品比較サービスサイト『価格.com』を運営する株式会社カカクコムのコーポレートサイト。
ブルーがキーカラーでホワイトを基調とした、企業サイトデザインの王道のようなホームページです。
株式会社オールアバウト コーポレートサイト
https://corp.allabout.co.jp/
生活総合情報サイト『All About』を運営する、株式会社オールアバウトのコーポレートサイト。
ファーストビューからスクロールを始めた時のパララックスっぽい動きと、固定グローバルナビが印象的です。
クックパッド株式会社 コーポレートサイト
https://info.cookpad.com/
料理レシピ共有・検索サイト『cookpad』を運営する、クックパッド株式会社のコーポレートサイト。
cookpadのサービスカラーを基調としつつ、オーソドックスな企業サイトレイアウトが採用されたホームページです。
WordPressで企業サイトを作るデメリット・問題点となりやすい点
ここでWordPressを使用してコーポレートサイトを制作する際に、デメリットとなり易い注意点を紹介しましょう。主に以下の2点が挙げられます。
制作会社へ発注した際にWPの方が通常のHTMLサイトよりも料金が高い
まず『制作会社に発注した場合の費用面』についてですが、ページ数や規模によるものの最終的には50~80万円ぐらいになるケースが多く、通常のhtmlサイトよりも高額になりがちです。
まぁ、この金額を高額と捉えるかどうか?は、価値観や予算によるでしょう。
しかし上記で紹介した、企業向けWordPress有料テーマ等を活用すれば、同レベルのサイトを相場の1/10程度で制作できるケースが数多くあることも事実です。
WordPressセキュリティ対策をしないと企業サイトが危険にさらされる
続いてセキュリティ面ですが、WordPressは世界で最も有名なシェアNo.1のCMSであるがゆえに、狙われやすいという側面があります。
ただ、この点はプラグイン等の活用によって一般的なセキュリティ対策を行っておけば問題ありません。
そもそも企業サイトにそれなりのセキュリティ対策が必要という視点は。どのようなシステムを使用したとしても言えることでしょう。
【よくある質問】WordPressを使った企業サイト作成の疑問に答えます
以下のよくある質問3つにお答えします。
コーポレートサイト用に買ったテーマを他のサイトにも使えるの?
購入したテーマのライセンス内容によります。なので購入前によく規約をご確認ください。
またWordPressテーマのライセンスについては、以下の参考記事の後半で詳細を解説してます。
『新着情報一覧』と『ブログ記事一覧』などにページを分ける事はできる?
『カスタム投稿タイプ』という機能を実装すると簡単に分けることができます。
例えば先ほどご紹介した『NANO』や、『SOURCE』には、新着情報用のカスタム投稿タイプがあらかじめ実装されています。
WordPressで作成した企業サイトに通販機能も入れられるの?
『WooCommerce』や『Welcart』などのEC構築用プラグインと連携できるWordPressテーマを選べば可能です。
例えば、以下の参考記事で紹介している『EGO.』『GLAMOUR』『ICONIC』などが好例となります。
【まとめ】WPテーマはサクッと決めてコンテンツを磨きましょう
今回ご紹介したテーマは、簡単に成果が出やすく企業サイト作成用として人気が高いラインナップです。
ぜひ、このページを閉じたらすぐに検討を始め、サクッと決めていただきたいと思います。※検討の第一歩はデモサイトをしっかり確認すること
なぜならテーマの検討を早く終わらせて、コンテンツに磨きをかけていただきたいからです。
もちろんコーポレートサイトは会社の顔になるので、デザインも大事です。また運用のしやすさの面から機能も重要でしょう。
ですが、最終的には『会社の魅力を伝えるのはコンテンツ』になります。すなわち文章や画像といった御社ならではの情報こそが魅力を生み出すということ。
なのでWordPressテーマ選びは、できるだけ時間をかけずに終わらせましょう。
最後に人気TOP1〜3のテーマについて、要点をもう一度まとめます。
- は、中大企業の巨大サイトにも適したWPテーマ『SOLARIS』。
- 企業向けCMSに必要な機能が網羅され優れたコーポレートサイトを構築可。
- 無料で『SOLARIS』のデモサイトを確認する。
- は、スタイリッシュなデザインのWPテーマ『GENESIS』。
- アニメーションのインパクトにも優れた、コーポレートサイト向け次世代テンプレート。
- 無料で『GENESIS』のデモサイトを確認する。
- は、高度なチャート・グラフ機能を備えたWPテーマ『Beyond』。
- 実績のインパクトを伝える企業サイトを簡単に作成可能。
- 無料で『Beyond』のデモサイトを確認する。
もし企業サイト向けのワードプレステーマ選択で迷われた場合、上記3つからチョイスすれば間違いないでしょう。保証します。
また、コーポレートサイト系以外の各種WordPress有料テーマもチェックしたい場合は、以下の記事をご参考いただけますと幸いです。
2024/05/07