中小企業のコーポレートサイト向けWordPressテーマ一覧【有料/無料】

『WordPressを使ってコーポレートサイトをリニューアルしたいけど、制作会社に頼むと何だかんだで50万円ぐらいかかるため自社で作りたい。なのでデザインが良くて運用もしやすい企業サイト向けのテーマを教えて欲しい』
私、塩川は職業柄、コーポレートサイトを自社でリニューアルしたい方の声を良く耳にするのですが、『結局、どのWPテーマを選べば良いのか分からない』という経営者やWeb担当者は多いです。
さて、記事を書いた私の自己紹介をしておきます。


この記事では、日本語の有料WordPressテーマ20選と無料テーマ3選を紹介し、WPを使用したコーポレートサイトの作り方や実例も解説します。
記事を読み終えると、御社の魅力を100%伝えるコーポレートサイトを自社で制作・運用可能なWPテーマを入手可能です。
流し読みで十分ですので、ぜひ最後までご覧ください。
- 目次(※クリック・タップで移動できます)
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日本語の企業・コーポレートサイト向け WordPress有料テーマ20選
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中大企業のコーポレートサイトにおすすめのWPテーマ「NANO」
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美とインパクトを突き詰めた最高の企業向けWPテーマ「MAJESTIC+」
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シンプルで簡単なコーポレートサイト用WordPressテーマ「FAKE」
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企業の魅力を伝えるストーリーテリング型WPテーマ「MONO IDEA」
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女性向けサービスを扱う企業サイトに最適なWPテーマ「MARBLE」
- 集客や販売にも強い企業ホームページ向けWPテーマ「SOURCE」
- 超おしゃれなコーポレートサイト向けWordPressテーマ「ORION」
- 求人や会社概要サイトに最適なワードプレス有料テーマ「AGENT」
- 1カラムに最適化されたLP型の企業サイト向けWPテーマ「MONOMANIA」
- インテリア・建築系のコーポレートサイト向けテーマ「MONOLITH」
- 企業ホームページ用のシンプルなWordPressテーマ「NEXTAGE」
- 会社サイトにも店舗サイトにもピッタリなWordPressテーマ「Precious」
- 重厚感のあるコーポレートサイト用WordPress有料テーマ「Canvas」
- 最先端の表現でブランド確立!企業HP用WP有料テーマ「VOGUE」
- 企業ブランドを高めるゴージャスなワードプレステーマ「VENUS」
- 中小企業向けのSEOに強いWordPress有料テーマ「賢威」
- 中小企業サイト向けの事業紹介用WordPressテーマ「Emanon Business」
- 企業サイト向け多言語対応WPテーマ「LIQUID PRESS CORPORATE」
- 士業サイトテンプレートとして最高峰のWordPress有料テーマ「LAW」
- エスティバル「企業・ビジネス向け 高機能WordPressテーマ」
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- 無料WordPressテーマではなく有料テーマを企業サイトに使うメリット
- WordPressを使用した企業・コーポレートサイトの作り方【構成が肝】
- 【導入事例】WordPressで作成された日本企業のコーポレートサイト5選
- WordPressで企業サイトを作る際にデメリット・問題点となり易い事項
- 【よくある質問】WordPressを使った企業サイト作成の疑問に答えます
- まとめ:WPテーマはサクッと決めてコンテンツを磨きましょう
日本語の企業・コーポレートサイト向け WordPress有料テーマ20選
最初に相場をお伝えしておくと、10,000円〜35,000円の範囲とういう感じです。40~50万円かかる制作会社への発注と比べて、かなり格安であることに同意いただけると思います。
しかもWordPressは、以下のとおり日本の上場企業のサイトで使用されているCMSの中でブッチ切りのシェアを誇っています。
日本の上場企業サイトのCMS利用状況ランキングTOP5【2020.9】
WordPress:3003件
ShareWith:123件
Movable Type:111件
Drupal:92件
Blue Monkey:51件
※ソース:DataSign Report 上場企業 CMS調査 2020年9月版
参考までに2位の『ShareWith』はIR連携と財務データの自動グラフ化が強みの国産CMSですが、コーポレートサイト向けプランだと『初期費用:100万以上、月額費用:10万以上』かかります。
なので、これからご紹介するWPテーマをご覧いただくと、いかにWordPressが『上手にやれば格安で良い企業サイト(場合によっては上場企業レベル)を実現できる』優れたツールだと確信いただけるはず。
それでは有料テーマ20選を一挙にご紹介します。
中大企業のコーポレートサイトにおすすめのWPテーマ「NANO」
コーポレートサイト向けテーマ 人気 No.1
価格:¥34,800(税込)

主にBtoBの事業を展開する中堅・大企業のコーポレートサイトをターゲットに開発された多機能なWordPressテンプレート。
BtoB企業サイトは掲載情報が多くなりがちであるため、情報の整理と見せ方に各種工夫が施されています。
例えば視覚的に整理されたメガメニュー機能。
このメガメニューは訪問者を迷いなくナビゲートしてくれるのはもちろん、瞬時にサイトの構造を把握させる役割を果たしてくれます。
また、カスタム投稿タイプ「お知らせ」機能。
こちらは単なるお知らせではなく、カテゴリー分類とタブの切り替えの両方による多重構造の情報整理が簡単に実装可能です。
そしてコーポレートサイトには必須といえる「会社案内」「事業案内」「実績紹介」を想定したカスタム投稿機能。
多岐に渡る情報にもすぐ対応できるよう、「事業案内:一覧ページ > 親カテゴリー > 子カテゴリー > 詳細ページ」といった具合に多階層構造となっております。
もちろんWordPressですから、上記に加え会社ブログも併設可能。一流のコーポレートサイトを自社で作成したいとお考えの方は、以下より詳細・デモサイトをご確認くださいませ。
美とインパクトを突き詰めた最高の企業向けWPテーマ「MAJESTIC+」
コーポレートサイト向けテーマ 人気 No.2
価格:¥27,000(税込)

フルスクリーン動画によるインパクトと余分な装飾を削ぎ落としたミニマルデザイン美により、高品質なコーポレートサイトを作成できるWordPressテーマ「MAJESTIC+(マジェスティックプラス)」。
フォントにまでこだわった美しいWordPressテーマラインナップで有名なサービス「isotype」の人気No.1テンプレートです。
主な特徴は以下となります。
- フルスクリーンスライダーエリアに、MP4動画やYouTube動画を表示可。
- パララックスを、好きなウィジェットエリアへ簡単に複数配置可能。
- 投稿ページや固定ページに高機能カルーセルスライダーを設置可能
- 上記のアニメーションや表示形式を簡単に細かくカスタマイズできる。
- 見出しと本文とで別々に美しい日本語フォントを設定可能。
- GoogleMapsをおしゃれにカスタマイズ可能。
- その他についてもテーマオプションからおしゃれにカスタマイズ可能。
- Instagram風、スマホ時の画像ピンチアウト機能あり。
- ポインターAPIによる「使い方ツアー」の表示あり。
ちょっとキリが無さそうなので、この辺でやめておきます。
つまり「MAJESTIC+」は、デザイン性も機能性も高いコーポレートサイト向け次世代テンプレートということです。
無料や格安の低品質なテンプレートで満足できる方にはお勧めできませんが、ユーザビリティの高いコーポレートサイトを価格を抑えつつ着実に作成し(制作会社に依頼すると20〜30万円のレベル)、サイト訪問者に御社の魅力を優雅に紹介したいとお考えの方にこそ、以下から詳細やデモをチェックいただくことを切実にオススメいたします。
シンプルで簡単なコーポレートサイト用WordPressテーマ「FAKE」
コーポレートサイト向けテーマ 人気 No.3
価格:¥22,800(税込)

スタートアップ企業、ベンチャー企業向けに開発されたコーポレートサイト向けWordPressテンプレート。
FAKE(フェイク)の最大の特徴は、質の高い企業サイトを素早く作成できることです。
そのため、各機能が直感的でとてもシンプルに設計されています。
ホームページ作成に大きなリソースを割いてはいられないスタートアップ企業こそ、FAKEのコンテンツビルダーで高品質なトップページを、そして3種類のコーポレート向け固定ページテンプレートで企業サイトに必須となるページを短時間で作成し、素早く公開するのが吉かもしれません。
企業の魅力を伝えるストーリーテリング型WPテーマ「MONO IDEA」
コーポレートサイト向けテーマ 人気 No.4
価格:¥27,000(税込)

サイト全体を1つのストーリーに構成して、スクロールするだけで、ストーリーを読み進めるようにユーザーを惹きつけることができるコーポレートサイト向けWordPressテーマ「MONO IDEA(モノイデア)」。
いわゆるストーリーテリング型Webデザインといわれる手法であり、企業や商品の魅力を伝えブランディングするのに最適となります。
その他の特徴は下記のとおりです。
- デザインやアニメーションは緻密だが設定法は極めてシンプル。
- 見出しと本文とで別々に美しい日本語フォントを設定可能。
- さらにテーマオプションで行間などの詳細カスタマイズが可能。
- パララックスを、好きなウィジェットエリアへ簡単に複数配置可能。
この「MONO IDEA」ですが、とにかくストーリーテリング型Webデザインがどういうものなのか?を実感いただかないことには、その向き・不向きを論じることができません。
なぜなら「ストーリーテリング型って良い!ウチにピッタリだ」という方でしたら向いてますし、「ストーリーテリング型?イマイチだ」という方には不向きなためです。
ですので、まずは以下でデモサイトをご確認いただくのがよろしいかと思います。
きっと今はピンと来なくても、実物をご覧いただいた瞬間に「あーストーリーテリング型って、こういうサイトの事ね」とご理解いただけるはずです。
女性向けサービスを扱う企業サイトに最適なWPテーマ「MARBLE」
コーポレートサイト向けテーマ 人気 No.5
価格:¥27,000(税込)

要素を極限まで削り緻密に計算された余白を持つミニマルデザインのWordPressテーマ「MARBLE(マーブル)」
このミニマルデザインにパララックスやアニメーションというトッピングを加えることで、独特の優雅さを演出でき、女性向けサービスを展開する企業サイトに最適です。
主な特徴は以下となります。
- 2つのヘッダースタイルから選択可能。
- パララックスやレスポンシブスライダーを簡単に設定できる。
- 上記のアニメーション設定を緻密に簡単に設定できる。
- トップページレイアウト用コンテンツブロックウィジェット機能搭載。
- アイキャッチコンテンツの簡単作成機能を搭載。
- 美しい日本語フォントを搭載、テキスト関連の緻密な設定も可能。
- Google Mapsカスタマイズ用のテーマオプション搭載。
女性ユーザーをターゲットにしたサービスや商品を展開しているコーポレートサイトをお考えの方は、ぜひ以下からデモサイトを確認してみてください。
集客や販売にも強い企業ホームページ向けWPテーマ「SOURCE」
価格:¥13,980(税込)

元々はWeb集客および販売促進に特化したホームページ作成用に開発されたWordPress有料テーマ。
ですがそのデザイン性および機能性がコーポレートサイトにもピッタリな仕様となっており、サービス内容や企業イメージを訪問者に印象づけたい中小企業に大人気です。
企業イメージを印象づけるトップにはナビゲーションリンク連動型のスライダー、30種類のアイコンから選択可能な3点ボックスコンテンツおよび4点ボックスコンテンツを配置可能。
また企業サイトには欠かせないお知らせ一覧や、スタッフブログ記事一覧の表示もお手の物です。
一方、SOURCEならではの機能として挙げられるのが「CTR(行動喚起)設置機能」や「料金システム表」「機能比較表」となり、集客(リスト収集)や販売促進に一役買ってくれます。
コーポレートサイトは昔ながらの王道のもので十分という方にはオススメできませんが、集客や商品・サービスの販売促進もできるコーポレートサイトが欲しい!という方にこそWPテーマSOURCEをオススメいたします。
超おしゃれなコーポレートサイト向けWordPressテーマ「ORION」
価格:¥12,980(税込)

ファーストビューに、WMP4形式の動画あるいはYoutube動画を、フルスクリーンで表示できるおしゃれなWordPressテンプレート。
※画像スライダーの表示も選択可能。
仮にこのテンプレートを使用すれば、海外の有名企業サイトのように、情報をイメージとして五感に響かせる印象的なコーポレートサイトを簡単に作成することができます。
また、スライダーを実装した特別ページ機能を使えば、コーディングの知識がなくても簡単に洗練された商品・サービスページを設置可能です。
このようにORIONなら、映像とサイトが融合したド迫力の新しいコーポレートメディアを専門知識なしに作成できます。
高品質なデザインと企業サイト向けCMSの機能がここまで揃って税込12,980円というリーズナブルさも魅力の一つ!
求人や会社概要サイトに最適なワードプレス有料テーマ「AGENT」
価格:¥12,980(税込)

求人特設サイト向けという、かなり珍しいWordPressテーマ。
そのため、会社の雰囲気や概要をわかりやすく伝えるための機能が豊富です。
デザインも先進的ですので、もしあなたの会社サイトにこのテンプレートをインストールしたならば、企業のイメージアップが図れるかもしれません。
元々は求人サイト作成用ですが、一般的なコーポレートサイトに適したテンプレートと言えます。
インテリア・建築系のコーポレートサイト向けテーマ「MONOLITH」
価格:¥12,980(税込)

インテリアデザイン、建築デザインや不動産デベロッパーのコーポレートサイトに最適なWordPressテンプレート。
白を基調とし不要な要素が一切取り除かれている為、スタイリッシュであり斬新なデザインとなっています。
トップページヘッダーイメージは、4分割できるように構成されており、1枚の画像を分割した構成にしたり、4枚の異なる背景画像を配置するなど活用の幅を広げることが可能。
また、通常投稿とは別にカスタム投稿が3つ内臓されており、イベント告知やインフォーメーション、商品紹介や実績紹介の管理に便利です。
機能性が高い上に、知性を感じさせるスタイリッシュなデザインの企業サイト用テンプレートとなっています。
企業ホームページ用のシンプルなWordPressテーマ「NEXTAGE」
価格:¥9,980(税込)

コーポレートサイトにピッタリ、ホワイトを基調としたシンプルなWordPressテーマ。
大型コンテンツスライダーを搭載。こちらは画面横いっぱいにヘッダー画像を展開し、インパクト大の印象にすることも良し、サイトの横幅に合わせて落ち着いた雰囲気にすることも可能になっています。
また、豊富な商品PRやメニューは、独自機能であるテーマオプションから簡単に入れ替え可能となっています。
インパクトを重視しつつ、全体としては強すぎない調和のとれたデザイン。
もちろんレスポンシブWEBデザインなので、スマホやタブレットも完璧です。
会社サイトにも店舗サイトにもピッタリなWordPressテーマ「Precious」
価格:¥9,980(税込)

ショッピングサイトにも使える、企業サイト向けのWordPressテンプレート。
2014年の後半にTCDテーマからリリースされたテンプレートですが、今だ人気を誇っています。
商品の紹介だけでなく、会社情報を簡単に作成したり、Googleマップの表示も可能。 デザイン性と同時に、コーポレートサイトに必要な機能はすべて備えています。
ヨーロッパ調の近代的なデザインが特徴的!
重厚感のあるコーポレートサイト用WordPress有料テーマ「Canvas」
価格:¥8,980(税込)

自社製品やサービスのブランディングに重きを置いた、WordPressテンプレート。
先に紹介した「Precious」が近代的なデザインなのに対して、「Canvas」は質実剛健さをイメージさせるデザインです。
当然、企業サイトを作成するために必要な機能も揃っています。
最先端の表現でブランド確立!企業HP用WP有料テーマ「VOGUE」
価格:¥16,800(税込)

最先端の表現と技術が詰め込まれた企業サイト向けの有料WordPressテーマ。
インパクトを与えるスプラッシュページ(ページを開く前にブランドロゴやキャッチコピーをブラウザいっぱいに見せることができるイントロダクションぺージ)および、トップページヘッダーエリアの4分割ヒーロヘッダー動画コンテンツによって、御社のコーポーレートイメージを瞬時に訪問者に伝えます。
また、ヘッダー下のコンテンツビルダーでは7つのコンテンツ(「キャッチフレーズ&説明文」「プランコンテンツ」「メインイメージ」「ブログ&ニュース」「ギャラリーコンテンツ」「フリースペース」)を任意に設定でき、コンテンツ数の増減も可能です。
さらに、企業ブランディングの要となるスタッフ紹介ページ作成機能も搭載。
以上のように、技術に裏打ちされたデザインおよび数々の便利機能によって企業アイデンティティを効果的に伝えられるWPテーマと言えます。
企業ブランドを高めるゴージャスなワードプレステーマ「VENUS」
価格:¥12,980(税込)

高級ブランドの企業サイトをイメージして開発されたWordPressテーマ。
シンプルにも関わらず美しいマイナスデザイン、洗練された心地よいロールオーバーモーションなど、すべてが一流のコーポレートサイトテンプレートです。
コレクションケースのように商品を魅せるブランドページが特徴。
「VENUS」をインストールの後、推奨サイズの写真や画像をアップしテキストを入力するだけで、旧態依然のコーポレートとは一味違った革新的な企業サイトを作成することができます。
中小企業向けのSEOに強いWordPress有料テーマ「賢威」
価格:¥24,800(税込)

SEO対策に特化したテンプレートとして歴史あるワードプレステーマ。
検索エンジンからの集客に力を入れたい個人事業主や中小企業に人気です。
モバイルに主軸を置いたコンテンツマーケティングのために開発された賢威8を選択すれば、SEOに強い王道デザインの企業サイトを簡単に作成することが可能です。
また、付属しているSEOマニュアルとフォーラムは、きっと御社のウェブ戦略における資産となることでしょう。
中小企業サイト向けの事業紹介用WordPressテーマ「Emanon Business」
価格:¥12,800(税込)

主に中小企業のコーポレートサイトを想定して開発されたWordPressテーマ。
「Emanon Business」の特徴は、事業内容を紹介しやすいデザインと問合せ(申し込み)を増やす動線となります。
人気の高いビジネスブログ用のWordPressテーマ「Emanon Pro」の子テーマに位置付けられており会社ブログの組み込みもラクラク!コンテンツマーケティングで集客のできるコーポレートサイトを作成することが可能です。
企業サイト向け多言語対応WPテーマ「LIQUID PRESS CORPORATE」
価格:¥9,900(税込)

レスポンシブプラスや簡単カスタマイズを内蔵している多機能なコーポレートサイト専用WordPressテーマ。
LIQUID PRESS CORPORATEなら、多言語化可能な高品質企業サイトを簡単に制作することができます。
もちろんSEO対策/ソーシャル連携もバッチリです!
士業サイトテンプレートに最適なWordPress有料テーマ「LAW」
価格:¥11,980(税込)

元々は弁護士や税理士、司法書士などの士業事務所向けに開発された、WordPressテンプレート。
どのような企業サイトでも利用可能な配慮が管理画面内のテーマオプションに加えられています。
訴求力抜群のサービス紹介や会社概要ページが簡単に作成できる4タイプの固定ページテンプレート、スタイリッシュなスタッフ紹介ページ、そして一瞬で信頼感を伝えてくれるフル幅ヘッダースライダーなど。
コーポレートサイトの価値を高める機能が満載です。
また、サイト訪問者の動線も意識したデザインになっているので、お問合せ・売上につながりやすいサイトを実現できます。
エスティバル「企業・ビジネス向け 高機能WordPressテーマ」
価格:¥29,800(税込)

ドラッグアンドドロップだけで簡単にレイアウトを完成でき、有名プラグイン「WooCommerce」との連携によりECサイトも構築可能である業種別のWordPressテーマを提供している「エスティバル」によるコーポレートサイト向けテンプレート。
信用、信頼のイメージを打ち出すデザインです。また様々なアニメーションを取り入れていることから最先端な雰囲気を演出できます。
また、同梱されている有料ページビルダーツールにより、htmlやCSSを全く知らなくても部品を選び、ドラッグアンドドロップしていくだけでページレイアウトを作成可能。
さらに多くの情報をまとめやすく、会社概要、実績情報、仕事のポリシーなど、ひと目で見てわかりやすく表現できます。
企業の業務内容を豊富かつ詳細に提示したいコーポレートサイトに適したテーマです。
無料WordPressテーマではなく有料テーマを企業サイトに使うメリット
後半では、無料の企業サイト向けテーマを紹介しますが、実はぶっちゃけ有料テーマを選ばれた方が良いです。
理由はメリットがあるから。例えば以下のとおりです。
- 有料の方が無料よりもカスタマイズ範囲が多い。
- 一方、無料テーマは初心者だとカスタマイズが難しいものが多い。
- 有料ならではの企業サイト向け機能が搭載されているものが多い。
- 有料の方がWordPress自体のバージョンアップ時のテーマアップデート対応やセキュリティ対応がしっかりしている。
- 無料テーマは利用者が多く、他サイトとデザインが被りがち。
- 同じレスポンシブ対応でも、有料テーマはスマホ版の見た目もしっかり考慮されている場合が多い。
- 有料は内部SEO対策済みのテーマが多い。
- 有料テーマはマニュアルやサポートが備わっているものが多い。
- 無料テーマの中には「商用利用不可」というテーマがある。
とはいうものの、「元々、予算的に無料テーマで考えている」という方もいらっしゃるかもしれません。
※私も元々、無料テーマからWordPressを始めました。
そのため、この記事では後半の方で無料の企業サイト向けテーマも紹介してます。ご安心ください。
ただ、やはりテーマを選ぶならメリットの多いものが良いですよね。
なので、予算的に許すようであれば、有料テーマからご検討いただくのが吉かもしれません。
日本語の企業・コーポレートサイト向け WordPress無料テーマ3選
上記で紹介した有料の企業・コーポレートサイト向けテーマと比べると機能面・デザイン面ともに見劣りはしてしまいますが、「予算的に無料のもので作りたい」という場合には、以下の3つをチェックされると良いと思います。
シンプルな企業サイトを作成できるWordPress無料テーマ「lightning」

WordPress公式ディレクトリにも登録されている実力派のWPテーマです。
無料プラグイン「VK All in One Expansion Unit」と組み合わせることで、シンプルでカスタマイズしやすいコーポレートサイトを作成することができます。
また無料・有料の専用拡張プラグインも充実しているため、様々な拡張も簡単に行えます。
企業サイト向けの豊富なウィジェットが魅力的です。
中小企業向けWPテーマ「Emanon Business」の無料版「Emanon Free」

前述の有料テーマ「Emanon Business」の無料版である、ビジネス向けWordPressテーマ「Emanon Free」。
もちろん有料版であるEmanon Businessのような「まさに中小企業のコーポレートサイトに最適!」とはいきませんが、ブログを中心とした企業サイトをお考えでしたら一見の価値があるかと思います。
デモサイトの確認や無料ダウンロードは以下よりどうぞ。
バズ部の企業向けレスポンシブWordPress無料テーマ「Xeory Extension」

数年前に一世を風靡したコンテンツマーケティング&SEOメディア「バズ部」オリジナルの無料WordPressテーマ「Xeory Extension(セオリーエクステンション)」。
企業サイト+コンテンツマーケティングを可能にしたサイト型のレスポンシブテーマであり、コーポレートサイトに必要な機能および集客に必要な機能が各種搭載されています。
WordPressを使用した企業・コーポレートサイトの作り方【構成が肝】
結論、ブログとは違ったサイト構成が重要です。
とは言ってもWeb制作を生業とされている方以外は、一から作成するとは考えにくいため、コーポレートサイト作成に向けたWPテーマの選び方について紹介したいと思います。
コーポレートサイト用のテーマを上手に選ぶためには、コーポレートサイトの主な構成を知っておく必要があります。
また、ブログの構成との違いを押さえておく必要もあるでしょう。
具体的には以下のような違いとなります。
ブログとコーポレートサイトの具体的な違いとは?
まずブログの構成は、以下のようなものが一般的です。
- トップページ(=新着記事の抜粋リスト)
- 投稿記事
- 固定ページ
運営者紹介
お問合せ
対して企業系サイトの構成は、このようになるでしょう。
- トップページ(イメージヘッダー、お知らせ一覧、アクセスマップなど)
- 投稿記事
- 固定ページ
会社概要
事業内容
製品紹介
アクセス
お問合せ
お気づきかもしれませんが、まず両者においてトップページの役割が大きく違います。
要するに、新着投稿がタイムライン的に流れるトップページのテーマは企業サイトに向かないということです。
※お知らせ的に一部分が動的なのはOK!むしろその方が望ましい。
ブログ向けテンプレートのトップページ例
赤枠の部分は、記事の投稿などで動的に変化していくエリア。
ページの大半を占めていることがご理解いただけるかと思います。
コーポレートサイト向けテーマのトップページ事例
赤枠の部分が動的に変化するエリアですが、そこまで多くありません。
これは、投稿記事以外のコンテンツをトップに掲載する機能が必要であることを示しています。
次にトップ以外の固定ページについても、ブログと企業系サイトでかなり異なります。
固定ページというものは、ブログでは大した役割を担うことはありません。
理由は、投稿記事コンテンツ目的のユーザーが多いから。
一方、企業系サイトの場合、固定ページが大切になってきます。
これは、会社概要やアクセスマップを確認するユーザーが多いためです。
ですので、企業系サイトを作成する場合、固定ページに会社概要やアクセスマップを綺麗に表示できる機能を備えたテンプレートを選択するのが吉ということになります。
※もちろんこのページではコーポレート機能が搭載されたテーマを紹介しています。
それでは続きまして、WordPressが導入されたコーポレートサイトの事例を紹介して参ります。
【導入事例】WordPressで作成された日本企業のコーポレートサイト5選
日本でも世界でもシェアNo.1のCMSであるWordPress。
もちろん日本の有名企業においても数多く導入されています。
ここでは、代表的な日本企業5社のコーポレートサイトを紹介しましょう。
株式会社松屋フーズ コーポレートサイト
https://www.matsuyafoods.co.jp/

牛丼チェーン店「松屋」を運営する、株式会社松屋フーズのコーポレートサイト。
コンテンツが豊富で賑やかなサイトです。
ヤマサ醤油株式会社 コーポレートサイト
https://www.yamasa.com/

江戸時代から続く老舗、ヤマサ醤油株式会社のコーポレートサイト。
赤がメインカラーのすっきりしたホームページです。
株式会社カカクコム コーポレートサイト
http://corporate.kakaku.com/

商品比較サービスサイト「価格.com」を運営する株式会社カカクコムのコーポレートサイト。
ブルーがキーカラーでホワイトを基調とした、企業サイトデザインの王道のようなホームページです。
株式会社オールアバウト コーポレートサイト
https://corp.allabout.co.jp/

生活総合情報サイト「All About」を運営する、株式会社オールアバウトのコーポレートサイト。
ファーストビューからスクロールを始めた時のパララックスっぽい動きと、固定グローバルナビが印象的です。
クックパッド株式会社 コーポレートサイト
https://info.cookpad.com/

料理レシピ共有・検索サイト「cookpad」を運営する、クックパッド株式会社のコーポレートサイト。
cookpadのサービスカラーを基調としつつ、オーソドックスな企業サイトレイアウトが採用されたホームページです。
WordPressで企業サイトを作る際にデメリット・問題点となり易い事項
ここでWordPressを使用してコーポレートサイトを制作する際に、デメリットとなり易い注意点を紹介しましょう。主に以下の2点が挙げられます。
制作会社へ発注した際にWPの方が通常のHTMLサイトよりも料金が高い
まず「制作会社に発注した場合の費用面」についてですが、ページ数や規模によるものの最終的には50~80万円ぐらいになるケースが多く、通常のhtmlサイトよりも高額になりがちです。
まぁ、この金額を高額と捉えるかどうか?は、価値観や予算によるでしょう。
しかし上記で紹介した、企業向けWordPress有料テーマ等を活用すれば、同レベルのサイトを相場の1/10程度で制作できるケースが数多くあることも事実です。
WordPressセキュリティ対策をしないと企業サイトが危険にさらされる
続いてセキュリティ面ですが、WordPressは世界で最も有名なシェアNo.1のCMSであるがゆえに、狙われやすいという側面があります。
ただ、この点はプラグイン等の活用によって一般的なセキュリティ対策を行っておけば問題ありません。
そもそも企業サイトにそれなりのセキュリティ対策が必要という視点は。どのようなシステムを使用したとしても言えることでしょう。
WordPressを使ったコーポレートサイト作成に関する【よくある質問】
以下のよくある質問3つにお答えします。
コーポレートサイト用に買ったテーマを他のサイトにも使えるの?
購入したテーマのライセンス内容によります。なので購入前によく規約をご確認ください。
またWordPressテーマのライセンスについては、以下の参考記事の後半で詳細を解説してます。
「新着情報一覧」と「ブログ記事一覧」などにページを分ける事はできる?
「カスタム投稿タイプ」という機能を実装すると簡単に分けることができます。
例えば先ほどご紹介した「NANO」や、「SOURCE」には、新着情報用のカスタム投稿タイプがあらかじめ実装されています。
WordPressで作成した企業サイトに通販機能も入れられるの?
「WooCommerce」や「Welcart」などのEC構築用プラグインと連携できるWordPressテーマを選べば可能です。
例えば、以下の参考記事で紹介している「EGO.」「GLAMOUR」「ICONIC」などが好例となります。
まとめ:WPテーマはサクッと決めてコンテンツを磨きましょう
今回ご紹介したテーマは、簡単に成果が出やすく企業サイト作成用として人気が高いラインナップです。
ぜひ、このページを閉じたらすぐに検討を始めサクッと決めていただきたいと思います。※検討の第一歩はデモサイトをしっかり確認すること
なぜならテーマの検討を早く終わらせて、コンテンツに磨きをかけていただきたいからです。
もちろんコーポレートサイトは会社の顔になるので、デザインも大事です。また運用のしやすさの面から機能も重要でしょう。
ですが、最終的には『会社の魅力を伝えるのはコンテンツ』になります。すなわち文章や画像といった御社ならではの情報こそが魅力を生み出すということ。
なのでWordPressテーマ選びは、できるだけ時間をかけずに終わらせていただきたいと思っています。
最後に人気TOP1〜3のテーマについて、要点をもう一度まとめます。
は、中大企業の巨大サイトにも適したWPテーマ「NANO」。
- 企業サイト向けCMSに必要な機能が網羅され一流の企業サイトを構築可。
- 無料で『NANO』のデモサイトを確認する。
は、美とインパクトを突き詰めた最高のWPテーマ「MAJESTIC+」。
- デザイン性も機能性も高い、コーポレートサイト向け次世代テンプレート。
- 無料で『MAJESTIC+』のデモサイトを確認する。
は、スタートアップ企業向けWPテーマ「FAKE」。
- スタイリッシュな企業サイトを素早く作り上げるのに最適!
- 無料で『FAKE』のデモサイトを確認する。
もし企業サイト向けのワードプレステーマ選択で迷われた場合、上記3つからチョイスすれば、まず間違いないでしょう。
また、コーポレートサイト系以外の各種WordPress有料テーマもチェックしたい場合は、以下の記事をご参考いただけますと幸いです。
2020/12/02