WordPress有料テーマは使い回し可能?複数サイトOKのおすすめ7選

※景品表示法に基づく表記:本記事には商品の広告が含まれています

この記事では、複数サイトでの使い回しができる有料のWordPressテーマを厳選して紹介しています。

『デザインや機能に優れたサイトやブログをコスパ良く複数作りたい』
『なので複数サイトで使い回せるWordPress有料テーマを知りたい』
『WordPressテーマのライセンスの基本や注意点も知っておきたい』

上記のようなご要望に応える記事を用意しました。

記事を書いた私のプロフィールは次のとおり。

SEO検定1級およびwebクリエイター能力認定試験上級合格者のWordPressテーマ専門家『塩川 武士(しおかわ たけし)』の自己紹介 SEO検定1級およびwebクリエイター能力認定試験上級合格者のWordPressテーマ専門家『塩川 武士(しおかわ たけし)』の自己紹介

記事を読み終えると、ライセンスに関する疑問を解消した上で、使い回しOK!で魅力的なWordPress有料テーマを入手できるはずです。

複数サイトに使い回し可能なWordPress有料テーマ7選をご紹介!

【厳選】使い回し可能なWordPress有料テーマ
名称 特徴 価格(税込) 確認
THE THOR 高速でSEOに強い 16,280円 詳細を確認
AFFINGER アフィリエイトに強い 14,800円 詳細を確認
TCD デザイン力が日本一 各テーマによる 一覧を確認
Diver サポートが手厚く万能 17,980円 詳細を確認
Emanon Web集客に特化 各テーマによる 詳細を確認
SWELL 自由度が高い 17,600円 詳細を確認
JIN:R デザインプリセット豊富 19,800円 詳細を確認

複数サイトでの使い回しができるWordPress有料テーマを厳選して表にまとめました。

それぞれの特徴などを紹介していきますね。

※購入前に必ず公式の最新ライセンスをご確認くださいませ

使い回し可能なWordPress有料テーマ1:THE THOR

WordPressテーマ THE THOR(ザ・トール)
  • 無制限に使い回し可能:自己所有のサイトに限る
  • 価格(税込):16,280円
  • 開発元:フィット株式会社
  • 主な強み:SEO内部最適化/広告導線/ABテストが可能
  • 第三者サイトへ適用する場合:開発者ライセンス(33,000円:税込/本体を除く)が必要

高速でSEO力があると好評なWordPressテーマ「THE THOR(ザ・トール)」。

作成可能数に上限なく、自己所有のサイトに対して使い回しが可能です。

特にブログで収益を上げていきたい方は要チェックだと思います。

参考:【失敗しない】ブログで稼ぐWordPressテーマ THE THOR

「SEO・デザイン・機能」と三拍子揃ったテーマですが、最大の特徴は圧倒的な表示速度を実現する施策となります。

またコストパフォーマンスの良さも大きな特徴の一つです。

無料で「THE THOR」のデモサイトを確認

使い回し可能なWordPress有料テーマ2:AFFINGER

wordpressテーマAFFINGER
  • 無制限に使い回し可能:代理購入で第三者サイトへ適用も可能
  • 価格(税込):14,800円
  • 開発元:株式会社オンスピード
  • 主な強み:広告・CTA配置最適化/デザイン着せ替え/高速化チューニング
  • 第三者サイトへ適用する場合:AFFINGERを代理購入する必要あり

アフィリエイト特化型WordPressテーマのうち、紛れもなく最強と名高い「AFFINGER(アフィンガー)」。

タイプの異なる複数サイトを簡単に作成できる工夫がなされており、当然ライセンス上も一つ購入すれば自己所有の複数サイトへの使い回しが可能です。

SEOに考慮されていることはもちろん、初心者アフィリエイター向けに48種のデザインパターンがセットされています。

キラリ!と光る印象的なボタンデザインの元祖は このAFFINGERであり、デザインパーツの充実も特徴の一つとなります。

無料で「AFFINGER」のデモサイトを確認

使い回し可能なWordPress有料テーマ3:TCD

wordpressテーマTCD
  • 無制限に使い回し可能:自己所有のサイトに限る
  • 価格(税込):各テーマにより異なる→一覧はこちら
  • 開発元:株式会社デザインプラス
  • 主な強み:業種に合わせたテーマが存在/デザイン力が高い
  • 第三者サイトへ適用する場合:特別ライセンス(33,000円:税込/本体を除く)が必要

言わずと知れた日本一おしゃれで美しいWordPressテーマがそろっているTCDシリーズ。

コーポレートや店舗向けからブログ向けまで様々なテーマが提供されています。利用規約上、各々のテーマを一つ購入すれば、自己所有の複数サイトに対して使い回しが可能です。

また、Webデザイナーなどが第三者の制作を代行して納品する場合は、特別ライセンスの購入が必要になります。

「TCD」の一覧はこちら

使い回し可能なWordPress有料テーマ4:Diver

wordpressテーマDiver
  • 無制限に使い回し可能:自己所有のサイトに限る
  • 価格(税込):17,980円
  • 開発元:Diver開発チーム
  • 主な強み: LP作成機能/広告管理/デザインプリセット
  • 第三者サイトへ適用する場合:特別ライセンス(35,000円:税込/本体を含む)が必要

ブロガーやアフィリエイターを中心に人気のWordPressテーマ「Diver(ダイバー)」。

ライセンス上、自己所有のサイトに対して制限なく使い回しが可能です。

参考記事:Diverの特徴を徹底解説!設定・カスタマイズ方法から評判まで

開発元によって常に最新のSEO動向が検証されておりテーマのアップデートに反映されています。

無料で「Diver」のデモサイトを確認

使い回し可能なWordPress有料テーマ5:Emanon

wordpressテーマ Emanon
  • 無制限に使い回し可能:自己所有のサイトに限る
  • 価格(税込):各テーマにより異なる→一覧はこちら
  • 開発元:株式会社イノ・コード
  • 主な強み:BtoBマーケ対応/CTA設計/LP作成/企業サイト特化デザイン
  • 第三者サイトへ適用する場合:受託制作ライセンス(30,000円:税込/本体を除く)が必要

中小企業向けのビジネスサイトを作成するためのWordPress有料テーマ「Emanon(エマノン)」。

Web集客に特化したコンテンツマーケティング用のテーマ「Emanon Pro」および、コンテンツマーケティングができるコーポレートサイト作成用のテーマ「Emanon Business」の2種類が販売されています。

上記は両方とも自己所有の複数サイトに使い回しできるライセンス形態です。

なお、機能に相当の制約があるものの無料でDLできるテーマ「Emanon Free」も提供されています。

無料で「Emanon」のデモサイトを確認

使い回し可能なWordPress有料テーマ6:SWELL

使い回し可能なWordPress有料テーマ6:SWELL
  • 無制限に使い回し可能:代理購入で第三者サイトへ適用も可能
  • 価格(税込):17,600円
  • 開発元:株式会社LOOS
  • 主な強み:直感的編集/デザイン自由度/速度の最適化
  • 第三者サイトへ適用する場合:SWELLを代理購入し代理ユーザー登録の必要あり

SWELL(スウェル)はブロックエディタに完全対応したWordPressテーマ。

直感的に操作できるため初心者でも安心して使えます。

カラムやボタン、吹き出しなどがワンクリックで挿入でき、記事作成の効率が大幅に向上します。さらに表示速度の最適化が徹底されており、キャッシュ機能や不要コードの削除によりSEO評価を高めやすいのも魅力。

購入者は複数サイトで利用できるため、ブログを複数運営する人にもコスト面で有利です。

さらに、エックスサーバーのWordPress簡単インストール画面からSWELLを購入すると、通常17,600円→16,720円の割引価格で購入することができてお得ですよ。

まだサーバーを契約していない方は、下記よりエックスサーバーの公式サイトを確認してください。

「エックスサーバー」の公式サイトはこちら

無料で「SWELL」のデモサイトを確認

使い回し可能なWordPress有料テーマ7:JIN:R

使い回し可能なWordPress有料テーマ7:JIN:R
  • 無制限に使い回し可能:自己および同居する家族の所有サイトに限る
  • 価格(税込):19,800円
  • 開発元:株式会社CROOVER
  • 主な強み:プリセットデザインが豊富/広告配置が容易
  • 第三者サイトへ適用する場合:第三者本人がJIN:Rを購入する必要あり

JIN:R(ジンアール)は、デザイン性と収益化を両立させたい人に最適なWordPressテーマ。

あらかじめ用意されたデザインプリセットを選ぶだけで、洗練されたサイトを短時間で作ることができます。

広告配置やCTA設計も考え抜かれており、アフィリエイトや商品販売の成約率を高めたい方に向いていますよ。

さらに、コノハウィングサーバーのコントロールパネル画面からJIN:Rを購入すると、通常19,800円→18,800円の割引価格で購入することができてお得です。

サーバー契約がまだの方は、下記より公式サイトで詳細を確認してくださいね。

お得な『コノハウイングとのセット割引』の詳細

無料で「JIN:R」のデモサイトを確認

【参考】WordPress自体のライセンス形態とは?【GPLです】

WordPressはGPL

WordPressそのものは「GPL:GNU General Public License」と呼ばれるライセンスが適用されているソフトウェアです。

GPLライセンスについて、以下で掘り下げていきたいと思います。

まずは「ライセンス」とは何か?を定義。

ライセンスを直訳すると「許可・免許」という意味。

運転免許(証)を例に挙げますと、車を運転することはそもそも違法な行為です。

WordPressなどのソフトウェアにおけるライセンスとは使用許諾(こういう条件の元に使用を許可しますよ)という意味です。

この点、人によっては著作権と混同しがちなので注意いただければと思います。

そして繰り返しになりますが、WordPressはGPLという名前のライセンスを採用しています。

GPLは4つのポイントを有したライセンス!

下記の4つがGPLのポイントがになります。

  1. 1.自己責任(無保証)で好きに使える
  2. 2.著作権の表示を消してはならない
  3. 3.複製・改変・再配布などを自由にできる
  4. 4.ただし再配布する制作物もGPLライセンスにすべし

上記はもちろんWordPressテーマやプラグインの有料販売を禁止するものではありません。
(※有料で再配布することも自由にできる)

ただ、利用目的を制限すること! アダルトサイトへの利用はダメ、など! 請負によるサイト制作へに使ってはダメ、など! 利用回数を制限すること! 1サイトにしか使っちゃダメ、など! 改変を制限すること! フッターにあるリンクを消してはいけない、など!
再配布を制限することは、本来ならWordPressそのものに適用されているGPLに違反していることとなります。

では何故、世の中に提供されているWPテーマに様々な制限が成り立っているのでしょうか?

なぜ複数のサイトに使い回しできないWordPress有料テーマが成り立つのか?

WordPressテーマ(特に有料のもの)のライセンスで設けられている「1テーマ1サイトのみ」などの制限は、以下のような仕組みによって成り立たせています。

  1. 1.WordPressに依存したプログラムであるPHPのソースコード以外の資材ファイル(画像パーツ、CSS、JavaScript)の使用に対して、GPL範囲外の制限を設けている形態。
  2. 2.サポートやアップデートを受ける権利に対して、GPL範囲外の制限を設けている形態。
  3. 3.複数サイトへの使用の際に、ライセンスキー等によるサービス側のサーバにアクセスが必要な仕組みを構築し、そのライセンスキーを購入する形態。

「3.」は、そもそも違反することが仕組みとして物理的に不可能です。

でも実は「1.」「2.」は違反しようとと思えば、できてしまう形態となります。

WordPress有料テーマの使い回しへの良くある質問に回答【Q&A】

WordPress有料テーマの使い回しへの良くある質問に回答【Q&A】

以下はWPテーマのライセンスについて、過去私自身が疑問に感じたり、質問を受けたことがある事項です。
(※あくまで私が調査したりセミナー等で視聴した内容であり、販売者や公的機関等による回答ではありませんので、ご了承くださいませ)

複数使用不可のWPテーマを使い回したらバレるのか?

1テーマ1サイトのみの使用許諾としていており、別サイト(サブドメインやサブディレクトリを含む)に適用するには再度購入の必要がある有料テーマは結構あります。

上記について1テーマを複数サイトに使い回したら、販売者側に見つかってしまうものなのでしょうか?

あくまで私見になりますが一般の方の通常のサイトに使い回す程度なら、まず発覚することは無いと考えます。
(※著名人のサイトや有名サイトに適用すると見つかるかもしれません)

販売者側が本気で使い回しを禁止にしたいならば、1テーマ購入でAPIキーを1つ発行するなど、使い回し不可能な仕組みをきちんと確立するはずだからです。

ということは、禁止とはうたってはいるものの、本気で定期的な調査などを行っているとは考えにくいでしょう。

そして多数がDL購入を日々行っている商材に対して、定期的に調査をすることも無くして使い回しを発見することは、不可能に近いと思われます。

ただし、一発で見つかるケースがあります。

それは他の人によるタレこみです。

例えば失業保険受給中におけるアルバイトの給与額上限違反!

上記発覚の8割はタレこみによるものであり、友人などに「バイトと失業保険が両方入るから結構おいしいんだよね」といった話を自分からしてしまったことに端を発しているようです。

つまり、自分のやっている不正を自慢気に(本来自慢できることではありませんが)他の人にベラベラ話していると簡単に発覚に至りますよ。ということ。

また、そもそも論としてバレるバレないに関わらず、販売者が提示している使用許諾に反した使い方をすべきではないと思います。

正義とか悪といった二元論以前に、セルフイメージを下げてしまう原因になるからです。

たかだか数千円、高くても数万円程度のテンプレートをケチったことによって、ご自身のセルフイメージを下げてしまっては、長い目で見た際に損をしてしまうかもしれません。

100%GPLのWordPressテーマとは何なのか?

PHPのソースコードではない画像パーツ、CSS、JavaScriptを含めて、そのWPテーマを構成しているすべてのファイルに対してGPLを適用している状態を「100%GPL」と呼びます。

そして、100%GPLのWordPressテーマは、著作権の表示を消さない。再配布する制作物もGPLライセンスにする。こと以外に制約のないライセンス形態です。

なお、WORDPRESS.ORGに公式テーマとして登録されているWPテーマはすべて100%GPLとなります。

無料のWordPress公式テーマはアダルトサイトに使用できるか?

繰り返しになりますが、WORDPRESS.ORGに公式テーマとして登録されているWPテーマはすべて100%GPLとなります。

ですので、アダルト使用不可といった制約がつくことは無いです。
(※もしあったとしたら100%GPLに反しています)

1サイトのみのテーマは、ある時点で1サイトのみならOK?

サイトの引越しや、Aサイトに適用している使い回し不可ライセンスの有料WordPressテーマを外し、その代わりBサイトに適用するなど、ある時点において適用合計が1サイトのみとなっていればOKなのでしょうか?

上記はもちろん販売者の定めているライセンス内容によりますが、大丈夫であることが多いようです。

例えば有料の日本語テーマとして有名であるDigiPressは、ライセンスキー認証よって使い回し禁止を実現していますが、ライセンスキーの移行が可能な仕組み(ある時点で1サイトならOKな仕組み)にしています。

1サイト1ライセンスの有料WPテーマはサブディレクトリも1サイト扱いか?

販売者の定めているライセンス内容によりますが、サブディレクトリであっても1サイト扱いであることが多いようです。

まぁサブドメインだろうが、サブディレクトリであろうがサイトはサイトですので、当たり前なのかもしれません。

使い回し可能なWordPress有料テーマについてのまとめ

  • 複数サイトに使い回し可能なWordPress有料テーマが複数存在し、特徴や価格、ライセンス条件が異なる
  • THE THOR、AFFINGER、TCD、Diverといった人気テーマは、いずれも自己所有の複数サイトに利用できるが、第三者への利用には追加ライセンスが必要になる場合がある
  • WordPressそのものはGPLライセンスで配布されており、本来は改変や再配布も自由だが、有料テーマではサポートや資材ファイルなどを制限することで成り立っている
  • 使い回し不可のテーマを無断利用しても発覚しにくいが、発覚リスクやセルフイメージ低下を考えると正規のルールに従うべき

本記事では以上のような内容をお伝えしました。

初心者の段階で複数サイトに使えるテーマを手にしておくと、最終的にコスパが良くなる場合が多くなります

なぜなら、一つのサイトやブログが軌道に乗った後、横展開や役割の違うサイトを作りたくなる可能性が高いためです。

ですので初心者の方こそ、以下のリンクをクリックして、この記事で紹介したテーマ一覧をもう一度チェックしてみてくださいね。

使い回せるWordPress有料テーマの比較一覧を今すぐ確認!

flight