WordPress初心者におすすめのレンタルサーバー3つを徹底比較

『WordPressでブログ・ホームページを始めたいが、どのレンタルサーバーを使うと良いか分からない』
『コースだとかプランも色々あるし選択肢が多すぎ。結局どのサーバーが良いのかを知りたい』
上記のような問題を解決します。
さて記事を書いている私ですが、 WordPressを2009年から趣味としており、様々なレンタルサーバーを利用してきました(顧客サイト用の代行運用を含む)。
同時に集客用CMS開発会社に勤め、日々サーバーエンジニアと連携しながらフロントエンドエンジニアとしての仕事を行ってます。
また記事を読むことで、あなたには以下のような理解やメリットを獲得していただけます。
- WordPressに適しているサーバーの基準
- 数あるサーバーの中でコスパの良いものはどれか?
- レンタルサーバー選びでハズレを引かない
- 後々のサーバー変更(超大変)を避けられる
- あなたに最適なレンタルサーバーが見つかる
それでは、目次に沿って本題に入っていきます。
目次(クリック・タップで移動)
WordPress初心者に向いているレンタルサーバーの基準
結論、以下の5つです。
- 1.MySQLが使えるか?バツだとそもそもWordPressが使えない
- 2.高速か?CPUやキャッシュ、SSD、nginx、LiteSpeedなど
- 3.安定稼働をしているか?データ転送量の多さと今までの実績
- 4.無料SSLを提供してるか?対応しないとGoogleに干される!
- 5.WordPressを簡単にインストールする機能がついているか?
ちょっと補足しておくと、『CPUやキャッシュ、SSD、nginx、LiteSpeed』という部分は、要するに高速に適したサーバー内の仕組みを採用しているか?という話だと思ってください。
また『無料SSLを提供してるか?』について、別に有料でもかまいません。もちろん無料の方が嬉しいと思いますが。
いずれにせよ、とにかくSSLを採用しないとGoogleからの評価が落ちていく風潮であるということです。
さて、ここからの内容ですが、上記5つの基準を満たしている初心者向けレンタルサーバーを比較したものになります。
なお表示の価格は全て『税抜』となりますので、ご了承ください。
速い・安い(コスパ良い)3つのWordPress向きサーバー比較
最初にまとめると、ズバリ!以下の表のような感じです。
サービス名 (推奨プラン) |
初期費用 月額費用 |
転送量 | ディスク 容量 |
特徴 |
---|---|---|---|---|
ColorfulBox![]() (BOX1) |
無料 480円〜 |
1.0TB/月 | SSD 100GB |
コスパの良さ日本一 |
エックスサーバー![]() (X10) |
3,000円〜 900円〜 |
70GB/日 | SSD 200GB |
シェア率日本一 |
ConoHa WING![]() (ベーシック) |
無料 800円〜 |
4.5TB/月 | SSD 250GB |
高速表示日本一 |
3つに共通して言えることは、容量や転送量など基本スペックが十分すぎるぐらい良いということ。
では、各々見ていきましょう。
『ColorfulBox』コスパの良さ日本一!WP向きサーバーで最安プラン
WordPress向きのレンタルサーバーで、最安のプラン(BOX1プラン)があるサービス。
そのため、WordPressを安く始めたい方にオススメです。
ただ最安プランとはいえ、オーバースペックなくらい性能が良いサーバーです。
コスパの良さが最強のサーバーと言えますね。
なおプランのアップグレード・ダウングレードは簡単に行えますし、上位プランもコスパ良いので安心です。
- 最安プラン有り・コスパが良い
- 初期費用:無料
- 月額費用(BOX1プラン):480円(3年契約)・580円(1年契約)
- 転送量目安:1.0TB/月(約20~30万PV/月までOK)
- 容量:SSD(高速処理ディスク):100GB
- WordPress簡単インストール機能有り
- 自動バックアップ機能有り(過去14日分):復元無料
- 無料SSL化有り
- 複数サイトの運営が無制限・アダルトサイトの運営もOK
繰り返しになりますが、『ColorfulBox』は、ステマ無しでコスパの良さ日本No.1と言えます。
(ワンコインサーバーとして人気だった『ロリポップ』の収益が近年ガタ落ちなのも、うなずける。。。)
『エックスサーバー』シェア率が日本一!安定性高くサポートが充実
2004年に開始された老舗サービス。日本で一番使用されているレンタルサーバーです。
そのため、安定的に稼働してきた実績が桁違いにあります。
サポートが充実しているのも特徴の一つですね。
ネット上に情報がたくさんあるので、ちょっとググれば回答が見つかるのも初心者のメリットだと思います。
なお、ひと昔前は『WordPressと言えばエックスサーバーが常識でしょ!』みたいな状況でした。
- 長い安定稼働の実績がある
- サポートが充実している
- 初期費用:3,000円
- 月額費用(X10プラン):900円(3年契約)・1,000円(1年契約)
- クレジットカード決済だと5%ポイント還元(2020年6月30日まで)
- 転送量目安:70GB/日(約60~70万PV/月までOK)
- 容量:SSD(高速処理ディスク):200GB
- WordPress簡単インストール機能有り
- 自動バックアップ機能有り(過去14日分):復元手数料15,000円
- 無料SSL化有り
- 複数サイトの運営:WordPressサイト50個まで
たまに、『今サーバーを申し込むとドメインがずっと無料』というキャンペーンをやってますので、とりあえず公式サイトをチェックしてみましょう。
『ConoHa WING』日本一の高速表示!インフラ技術入れまくり
ズバリ!日本のレンタルサーバーでNo.1の速度を誇るサービスです。
ですので、ホームページも管理画面も、とにかく表示スピードを上げたい方に向いています。
もちろんコスパも良いです。独自ドメインもセットでついてくる(永久無料)。
- 国内のレンタルサーバーで最速と明確に言える
- 初期費用:無料
- 月額費用(ベーシックプラン):800円(3年契約)・900円(1年契約)
- 転送量目安:4.5TB/月(約100~120万PV/月までOK)
- 容量:SSD(高速処理ディスク):250GB
- WordPress簡単インストール機能有り
- 自動バックアップ機能有り(過去14日分):復元無料
- 無料SSL化有り
- 複数サイトの運営が無制限
スペックと価格を見れば、『ConoHa WING > エックスサーバー』であることは間違い無いです。
ただ『ConoHa WING』は2018年開始の新興サービスなので、『エックスサーバー』が2004年から積み上げてきたような安定稼働実績はありません。また情報もエックスサーバーの方が圧倒的に多いです。
つまり、高速性と実利を取るか?実績や情報を取るか?の別れどころという感じです。
ちなみにConoHaを利用すると、WordPress有料テーマ『Sango』や『JIN』を割引価格で入手できるという面白い制度もあります。
『ConoHa WING』のさらなる詳細は、以下からご確認ください。
まとめ:『コスパ or 実績と情報 or 高速性』 どれを選びますか?
以上、WordPressに適したレンタルサーバーを比較しました。
今回の話は、けっこうシンプルです。
- 『コスパの良さ』で選ぶなら、『ColorfulBox』
- 『実績と情報の豊富さ』で選ぶなら、エックスサーバー
- 『高速性という実利』で選ぶなら、ConoHa WING
あなたの状況や価値観次第だと思います。
なお、お気に入りのテンプレートを見つけて『個性的で収益力のあるサイト』を構築したい方は、ぜひ以下の参考記事もご覧くださいませ。
2020/03/27