よく目にする、ショートコードって。。。
更新しやすく高機能なサイトを構築する際に欠かせないため、様々な場面で活用されているCMS。
ただCMSを使用していると、記事作成などの際に自作プログラムやテンプレートタグを使いたくなってくる事があります。
上記プログラムが投稿記事作成において使うことができれば、無駄に何度も繰り返す作業を省ぶことができ、効率的な運用を行えそうな場面に出くわすことが多々あるからです。
そしてCMSの中には、短いコードを設定してテンプレートタグ的に使う仕組みが導入されているツールもあります。
もちろんWordPressにも上記のような機能が搭載されており、
その機能はショートコードと名付けられています。
ショートコードの例。
冒頭でショートコードの定義を、短いコードを設定してテンプレートタグ的に使う仕組みとご説明しました。
ですが、この定義ではピンとこられないかもしれませんので、今いちど例を交えて解説したいと思います。
例えば、あなたが多くの記事において、以下のようなHTMLタグと文字列を投稿しているとします。
<table class=”table_hoge”>
<tr>
<th class=”table_hoge–heading”>電話</th>
<td class=”table_hoge–data”>010-9876-5432</td>
<tr>
</tr>
<tr>
<th class=”table_hoge–heading”>メール</th>
<td class=”table_hoge–data”>sample@foobar.com</td>
<tr>
</tr>
</table >
さらに、これをしょっちゅう直書き投稿することが、面倒だと感じていたとしましょう。
その場合に、例えば[telmail]といった極めて短いコードを記述するだけで、上記HTMLタグおよび文字列を呼び出すことができるようになる。
いわば、楽をすること可能にする仕組みがショートコードです。
なお、話をわかりやすくするために投稿を例にとりましたが、テンプレートを構成しているPHPファイル内に<?php echo do_shortcode(‘[telmail]’); ?>のように記述して呼び出すことも可能となります。
ショートコードを導入するには?
こちらにあるような有料テーマの中には、元々ショートコード機能が備わっているものも多々あります。
ですが、ここではあなた自身でショートコードを導入する前提として話を進めましょう。
PHPを使った事のある人であれば、使いたい機能を自分で用意する事で自在に機能を追加していく事が可能であり、記事作成における利便性が向上するからです。
ショートコードを導入するには、テンプレートフォルダにあるfunctions.phpファイルに設定内容を記載するのがポピュラーな方法です。
使いたいPHP関数を用意し、functions.phpに記述し、add_shortcode関数でショートコード名と関数を登録します。
これだけで、WordPressの投稿記事作成画面のエディタ上でショートコードが使えるようになるわけです。
なお余談になりますが、WordPressを使わずに似たような機能を実現する方法として、PHPで開発されたテンプレートエンジン(Smartyなど)を使う方法もあります。
ショートコード作成時の留意点。
ショートコードを作成する時には、PHP関数を作成するのと同様に、英単語として意味が通じ、他のコードと被らない命名にすると使いやすくなると思います。
また、「繰り返し文字を入力する、日時を入力するといった」繰り返し行う事が多い作業項目につき、プログラムの力による代替を考え、ショートコード化すると吉でしょう。
ただし、上記のようなPHPの設定が苦手な場合には、ショートコード用のプラグインを活用していくのが良いかもしれません。
まとめ。
ショートコードは、[hogefoo]のような極めて短いコードを書くだけで、頻繁に使用する長いコードや文字列を呼び出すことができる、すなわち楽ができるようになる仕組みといえます。
これは利便性の向上や機能追加だけでなく、メンテナンス性を向上させる手段としても効果的です。
ワードプレスはコンテンツを一元管理でき、またカスタマイズを加えていくことで、様々な運用タイプのCMSを構築するのに適しているツールになります。
よって、ショートコードも含めたテンプレート機能などをカスタマイズして使いやすいように変更を加えていく事によって、あなた自身が使いやすい環境を構築していくことが吉でしょう。
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