海外サーバーを検討中の方へ。
レンタルサーバーには、国内サービス以外にも海外のサービスという選択肢が存在します。
どちらも貸し出されるサーバーという意味では同じですが、海外サーバーを検討する場合、その特有の特徴を押さえておいた方が良いでしょう。
今回は、海外サーバーのメリットとデメリットを紹介します。
海外レンタルサーバーのメリットとは?
まずメリットから見ていきましょう。海外レンタルサーバーには、以下2つのようなメリットがあります。
スペックに対するコスパが良い。
海外サーバーは国内のサーバーと比較してコストが安いにもかかわらず保管できるデータの量や転送量が無制限になっているケースが多く見受けられます。
安価に充実した環境を整えられることは、海外サーバーの大きなメリットになるでしょう。
これは日本のサービスと比べて、以前から激しい競争にさらされてきた結果といえます。
顧客獲得等のために、コストダウンやサービス内容の拡充が行われてきたというわけです。
現地からのアクセスに対するスピードが速い。
サーバーの物理的な所在地は、Webサービスへの接続スピードに影響を及ぼします。
Webサービスにとって接続スピードは極めて重要であり、ページを表示するのに何秒も待たされるようでは、利用者が減少してしまうことを否めません。
もし海外の特定地域からのアクセスが多いサービスを展開するならば、その地域に設置された海外サーバーを使用することで接続スピードの向上が見込めます。
ですから、海外ユーザーが多いサービスを考えている場合において、スピートの速い快適な環境を用意できるメリットが存在するといえるわけです。
では、海外レンタルサーバーのデメリットは何なのか?
続いてデメリットはどうでしょうか?この点、下記2つを押さえるべきでしょう。
日本からのアクセスに対するスピードが遅い。
メリットのところでも触れましたが、サーバーの所在地は接続スピードに大きく関係しており、海外に設置されたサーバーは日本からの接続スピードが低下する結果になりかねません。
海外ユーザーが対象ならメリットでも、日本ユーザー向けサービスにとってはデメリットになるわけです。
よって、当然ともいえることですが、自身が提供するWebサービスはどんな人(どこからアクセスしてくる人) が利用しているのか?をあらかじめ調べておくことが重要になります。
日本語の管理画面やサポートが無い。
さらに運営している会社は当然海外の会社ですから、日本語の管理画面やマニュアルが存在しない場合や、日本語でのサポートが受けられないことがあります。
この点はサーバーの使用に慣れている方の場合、普段はあまり問題にならないかもしれません。
ですが、いざトラブルが発生した際に思うように意思疎通ができないデメリットを感じる可能性が出てきます。
英語ならまだしも、他の言語だと日本人にとってはかなり面倒です。
なお外国語ができる方の場合であっても、時差の関係でサポートを受けられる時間に問題が発生しまう(電話サポートが日本における夜中etc)といったケースも考えられるでしょう。
まとめ。
海外レンタルサーバーは上手に利用できれば、国内のサーバーよりも安価に、快適なWebサービスを運営できる可能があります。
ただ前述のようなメリット、デメリットも踏まえたうえで判断する必要があると言えるでしょう。
この点、迷ったらとりあえず国内サーバーにしておくのが無難なのかもしれません。
その際は、日本の各種レンタルサーバーの特徴をこちらの記事でまとめてありますので、ご参照いただければと思います。
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