リンクや表示速度のメンテしてますか?
SEO効果を上げる設定や訪問者の心をつかむデザインなど、サイトのプラス要因の話に興味を持たれる方って多いと思います。
一方、マイナス要因を作らない方法にアンテナを立てられる方は、意外と少ないものです。
ただ、実はマイナスを潰すのってプラスを増やすのと同じくらい(場合によってはそれ以上)に大切です。
例えば、リンク切れやサイト表示の遅延などは、訪問者の離脱や検索エンジンからの評価の低下を招いてしまうからです。
今回は、そのような事態を避けるために導入しておきたいプラグインを、3つ紹介したいと思います。
2014年10月時点の情報になりますので、ご了承ください。
1.リンク切れチェックプラグイン【Broken Link Checker】
外部サイトに対する、テキストリンクのエラーやリンクエラーの画像がないか自サイト内をチェックし、発見した場合はダッシュボード等で通知してくれるプラグイン。
「Broken Link Checker」をインストールして有効にした後、管理画面の「ツール」メニューの中にある「リンクエラーをチェック」メニューをクリックすると、エラーの一覧を確認したり、リンクの修正などが行えます。
もしあなたが、リンクチェック系のツールを使っておられない場合、すぐにでも導入していただきたいプラグインです。
2.画像のロスレス圧縮プラグイン【EWWW Image Optimizer】
ワードプレスで記事をどんどん増やしていくと、画像(特にpng)ファイルがめっちゃ重たくなっていることがあります。
「EWWW Image Optimizer」をインストールして有効にした後、管理画面の「メディア」メニューの中にある「Bulk Optimize」メニューをクリックすると、画質を落とさない状態でサイズを縮小する圧縮(ロスレス圧縮)をかけることができます。
上記は、コンテンツとしてメディアライブラリ内に格納されている画像と、それ以外の画像(ロゴなど)で別々に圧縮をかけていきます。(※それぞれに対するボタンをクリックすると圧縮できます。)
3.ページキャッシュプラグイン【WP Super Cache】
※キャッシュ系のプラグインは、お使いの環境によって効果や影響がさまざまです。
WordPressは、phpとmySQLを使って、動的にサイトを吐き出すCMSです。
(興味のある方は、PHP言語とMySQLデータベースの記事をご参照ください。)
要するに、アクセスの度に頑張ってWEBページを作成しているんですね。
これをキャッシュと呼ばれる記憶システムを使って、ページ作成回数を減らすプラグインが【WP Super Cache】です。
【WP Super Cache】の設定画面でエラーが出る場合
「WP Super Cache」をインストールして有効にした後、管理画面の「設定」メニューの中にある「WP Super Cache」メニューをクリックすると、キャッシュの設定ができます。
ですが、この画面で「警告!〜」というエラーが出てしまうことがあります。
この場合、wp-config.phpファイルのパーミッションを「755」にすると、エラーを是正する(WP Super Cacheプラグインが、必要な記述をwp-config.phpファイルに行う)ことが可能です。
※セキュリティの関係上、プラグイン導入後はパーミッション値を元に戻すことをおすすめします。
【WP Super Cache】を使用しない方が良い場合
キャッシュ系のプラグインは、あるページを記憶させるためのシステムです。
よって、ネットショップなど重要な個人情報を扱うサイトでは使用を控えた方が無難です。
なぜなら、その個人情報が記憶されること自体、危険を伴うからです。
最後に、、、
冒頭にも書きましたが、私たちはサイトにプラス要因を増やすことを強く意識しますが、マイナス要因を減らすことは忘れがちです。
今回、紹介したプラグインのうち、特にリンク切れチェックはプラグインを使えば簡単に行える上に、効果が高いです。
もし、使っておられないようでしたら、すぐに導入してみてください。
意外な部分が、リンク切れを起こしているかもしれませんので。。。
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