初心者向け最高峰サーバーここにあり!
2015年10月投稿、2015年10月最終更新。
国内利用者数No.1のホスティングサービス、ロリポップレンタルサーバー。
その最上級プランであるエンタープライズプランを利用してみて、1ヶ月が経ちました。
今日は、レンタルサーバーを検討中の方に向け、上記サービスの特徴や評価を紹介します。
2015年9月7日に一斉変更、ロリポップレンタルサーバーのプラン名。
ご存知かもしれませんが念のため。
9月7日にロリポップのプランは、下記のように変更されました。
旧プラン名 | 新プラン名 |
---|---|
コロリポプラン | エコノミープラン |
ロリポプラン | ライトプラン |
チカッパプラン | スタンダードプラン |
ビジネスプラン | エンタープライズプラン |
ですので、今回紹介するエンタープライズプランは、旧ビジネスプランということになります。
エンタープライズプランの評価を一言で表すと。。。
ズバリ、言い切ります。
「操作がしやすい+運用時の心配事が無いサーバー」
これが、私の評価です。
以下、1.操作がしやすい面と、2.運用時の心配事が無い面の、2つの切り口から特徴をみていきましょう。
ロリポップは初心者向きの操作しやすいサーバー。
操作のしやすさについては、エンタープライズプランというより、ロリポップ全般にいえることです。 おおきくは下記の4点が挙げられます。1.独自ドメインの設定が簡単。

設定する独自ドメインとアップロードするフォルダを指定するだけOK。
同じ会社による提供サービスであるムームードメイン使用すると、さらに設定が簡単になります。
2.FTPアップロードが簡単。

FFFTPやWinSCP、MacならFileZillaといったFIPソフトのインストールや設定に不安のある方でも、管理画面内に設置された独自FTPからファイルアップロードが可能です。
3.WordPressのインストールが簡単。

WordPressやECCUBEなどCMSのインストールがとても簡単。
コントロールパネルの「簡単インストール」から該当のシステムを選び、サイト名など基本事項を入力するだけでOKです。
4.マニュアルが充実している。

このマニュアルの充実こそ、ロリポップレンタルサーバーの一番の特徴と言える項目かもしれません。
サイトやブログの設置方法はもちろん、Git(ギット:開発者や制作者が使用するバージョン管理システム)の使い方まで掲載されています。
ですので、普通のサイト構築レベルなら、手順どおりに行うだけで完結できます。
なぜ、エンタープライズプランだと運用時に心配をしなくて済むのか?
冒頭で述べた二項目のとおり、エンタープライズプランは運用時に余計な心配をする必要が無い=安心であるサービスです。
理由は、下記の4点が挙げられます。
1.転送量無制限だから高アクセス時も安心。

念のため転送量と言うのは、自分がサーバー上にアップロード(転送)したファイルの量よりも、サイトアクセス時にサーバーから呼び出されるデータの量が問題になります。
言い方を変えると、転送量が小さい=高アクセス時に制限がかかるということ。
せっかくアクセスが集まっているのに制限がかかることで、503エラーが発生してしまっては悲しすぎます。。。
転送量が無制限ということは、アクセスが爆発してもエラーが発生しないわけです。
転送量無制限は、他サービスには なかなか見られない極めて大きなメリットと言えるでしょう。
これは、少ないサーバー収容人数であるエンタープライズだからこそ可能となります。
2.高速かつ安定性が高いので安心。

表示速度や安定性(急に遅くなったりする)は、訪問者の直帰率や検索エンジンからの評価に関わる大切な項目です。
この点、エンタープライズプランのスピードは、、、
確かに、国内サーバーNo.1とは言えないかもしれません。
ですが、もちろん高速な部類に入りますし、ロリポップの他のプランと比較してかなり速いことは間違いありません。
なぜなら、私自身がライトプランからエンタープライズプランに変更する前後において、速度を比較してみたからです。
当サイトのトップページを対象とした結果は以下のとおりでした。
ライトプラン | エンタープライズプラン |
---|---|
表示速度 9.2s | 表示速度 5.8s |
∗使用計測ツール:GTmetrix → https://gtmetrix.com/
両プランとも一回ずつの計測になりますが、それでも1.5倍以上の速度結果が出たことは、注目すべき点です。
これは、エンタープライズが他プランと比較して、CPUパフォーマンス260%・ディスクI/O速度4倍、さらにデータベースに対し高速SSDを採用している結果でしょう。
特にWordPressなど動的にデータを書き換えるCMSは、規模が大きくなってくると、CPUやディスクスペックによってパフォーマンスが大きく左右されます。
一方、安定性については計測手段はないものの、ライトプラン時にときどき発生していたWebマスターツールにおけるサーバー接続エラーが無くなりました。
上記は、少ないサーバー収容人数と有人監視による安定性の確保がなされている結果だと考えます。
レスポンスが悪いとクローラーが上手く巡回出来ず、インデックスが消されてしまうこともあるため、安心できるサーバーを選びたいものです。
【追記】WordPressを高速化するモジュールPHPがリリースされました。
WordPressなどPHPで実行するプログラムを高速化できるモジュール版PHPが10月20日にリリースされました。
エンタープライズプランとスタンダードプランで使用できる新サービスです。

さっそく当サイトにも導入。前後の表示速度も計測してみました。
PHP5.4 CGI版(旧) | PHP5.6 モジュール版(新) |
---|---|
表示速度 6.5s | 表示速度 4.6s |
公開サイトトップページの結果になりますが、確かに速度アップしています。
ですが、体感として公開サイト側はそこまで変化が無いように思えました。
それよりも<、span class="orange big">管理画面内のページ遷移がスムーズになったことを強く体感しました。
なおCGI版とモジュール版の仕組みを解説しますと、下記のとおりです。
CGI版はWebサーバー(=Apache)とは別のプロセスでPHPが実行されます。要するに別プロセス分のメモリロードが必要なるわけです。
一方、モジュール版はWebサーバーのプロセスのなかでPHPを実行する方法です。
余分なプロセスが立ち上がらない分、高速になるというわけです。
3.いざという時、電話サポートがあるので安心。

あなたはWeb構築、特にサーバー関係に長けておられますでしょうか?
もしそうでないのであれば、マニュアル等では理解・解決がしにくい事態が発生した際に、マンツーマンでの電話サポートが役に立つかと思います。
正直、私はWeb関連の電話サポートを使ったことはありませんが、私の勤める会社(集客用CMSを中心とした開発企業)のクライアントのうち、特に初心者の方々は上手にサポートサービスを利用して成果を上げていらっしゃいます。
実際の画面を見ながら説明を受けつつ、自分で操作を行いながら効率良く問題を解決することで、リテラシーを上げることができるからです。
4.標準組込のバックアップ機能で安心。

ロリポップには、過去7回分のバックアップオプションがあります。
一定間隔(自分で設定します)にて、Webサーバーとデータベースサーバーの自動バックアップを行ってくれるというものです。
エンタープライズプランの場合は標準(無料)で、他プランの場合は有料。
バックアップの大切さは、説明するまでも無いかと思います。
ロリポップ エンタープライズプラン評価のまとめ。
以上、エンタープライズプランの特徴を、体験・評価も交えつつお伝えしました。
最後に、もう一度 項目をまとめたいと思います。
- 独自ドメインの設定が簡単。
- FTPアップロードが簡単。
- WordPressのインストールが簡単。
- マニュアルが充実している。
- 転送量無制限だから高アクセス時も安心。
- 高速かつ安定性が高いので安心。
- 電話サポートがあるので安心。
- 標準組込のバックアップ機能で安心。
エンタープライズプランは、「安かろう悪かろう」なサーバーではありません。
簡単さとスペックの高さが同居した、初心者向け高級レンタルサーバーです。
なので、サーバーに慣れてはいないが、Webはビジネスとして構築していく覚悟のある方に適したサーバーと言えるでしょう。
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