マーケティングシリーズ第4回は、見込客リスト(お客さん候補者の連絡先)についてお届けします。
WEBで何かを検索するとき「物を購入しよう」と考えている人は少ないものです。
ほとんどの人が「これを調べよう」とか「面白いものないかな」と思っています。
なので、あなたが制作したサイトで商品を紹介し、カート機能などを実装したとしても、いきなり買ってくれることは無いと考えた方が良いでしょう。
別の言い方をすると、あなたのサイトから購入してもらうためには、
複数回アプローチする必要があるんです。
理想は7回と言われています。
そのため、何かを販売するには見込客リストが命といえます。(※詳細は第一回:マーケティングの本質を知っておこう を参照。)
そして、一般的にリストとはメールマガジンの読者を指すことが多い。
開封してもらえるかは別にして、確実に情報を届けることができるWEBツールだからです。
「メルマガの読者を持っていなければ、ビジネスを持っていないとの同じ」といっても過言ではなく、ビジネスサイトをデザインするときは、どこでメルマガに登録してもらうか?を落とし込んでおく必要があるでしょう。
(※ただし最近はメルマガを発行せず、twitterやFacebookのつながりをリストとする考え方も増えています。)
鋼鉄王アンドリューカーネギーの言葉にあるように、繰り返しになりますがリストはとても大切なもの。
とはいっても、単に「メルマガやってます!」だけだと、なかなかリストは集まりません。
そこで、メルマガ登録を促進するために、無料プレゼントを用意するのが良いでしょう。
無料プレゼントを差し上げるかわりに、メールアドレスを登録してもらう流れを作るんです。
メールアドレスに送られてくる割引クーポンは、その典型例といえます。
リストを集める無料プレゼント、3つの好例。
※BM_Shotsというプラグインを使用しており、画像をクリックすると事例サイトに移動できます。 なおリンク先のサイトの状況によって、キャプチャー画像が表示されないことがあります。
Chemistry.com(ケミストリードットコム)
男女がオンラインで出逢うための、お見合いサイト。
無料会員登録でかなりの機能を使え(無料プレゼント)、これによってリストを集めています。
Social Media Examiner(ソーシャルメディア イグザミナー)
Facebookやtwitterの活用法を配信しているワードプレスサイト。
無料動画の視聴、会員フォーラムへの無料登録、ホワイトペーパーのダウンロードと3種類のプレゼントを用意しており、かなり高い登録率を誇っているようです。
家庭用ミシンで毎日ツカえるソーイング
ニットソーイング研究家さんのブログ。
無料ブログのデザインを使われているので、WEBデザイン的には・・・
アドレスを登録すると、さまざまな手作り服の型紙をダウンロードできるシステムで、日本最大のメルマガ配信システム「まぐまぐ」で殿堂入りのメールマガジンを発行されています。
もっとも、通常WEBデザイナーがリストを増やす戦略を考えることは無いかもしれません。
ですが、コンサルタント的な立場であったり、フリーランスとして活動していこうと考えた場合、上記の戦略は超重要です。
以上、参考にされてみてください。
第5回:なぜ、SEOの基本事項をWEBクリエイターが知っておくべきなのか?にすすむ。
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